業界団体

今年もホスピタルショウに参加【日医機協】

会員企業15社、3自治体が出展

にぎわいをみせた「日医機協ブース」

日本医療機器協会(理事長=今村清氏、東京都文京区、日医機協)は7月11日㈬から13日㈮の3日間を会期に、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2018」の医療機器ゾーンに出展した。日医機協ブースには会員企業が自社製品を展示、PRしたほか、日医機協がものづくり企業との医工連携事業で連携する自治体などが出展し、医工連携で誕生した製品などを紹介した。

国際モダンホスピタルショウは保健・医療・福祉関連の国内最大規模の展示会。今回は『健康・医療・福祉の未来をひらく~世代と国境を越えた豊かな共生を目指して~』をテーマに、東京ビッグサイトの東4・5・6ホールを使い、展示面積8500平方㍍の中に247の企業・団体が展示した。期間中、約8万人が来場し、連日にわたり、にぎわいをみせた。

連日、多くの来場者が訪れた「日医機協ブース」

日医機協の出展は今回で6回目。出展規模も毎回、拡大しており、今回、日医機協ブースには会員企業15社が最新の医療機器や介護機器、設備機器など展示したほか、日医機協がものづくり企業との医工連携事業で連携する文京区や大田区、宮城県が出展し、ものづくり企業と医療機器企業とのマッチング事業などを紹介した。日医機協ブースにも連日、多くの来場者が訪れ、興味深く見学していた。

日医機協ブースの出展内容としては、会員企業のアイエスケーが『ガーグル・バッグ』や『どこでもスイマット』、秋山製作所が『縫合針』や『縫合糸』、新井製作所が『針ボックスホルダー』や『点滴スタンド』、eastsidemedが『聴診器』や『血圧計』、NECフィールディングが『医療ソリューション』や『アフターサービス・アウトソーシング』、オカダ医材が『フットラボ』や『マジックベッド』、華琳が『メイセイ固定シェル』や『ベースプレート』――などを紹介した。

また、河野製作所が『マイクロサージャリー用針付縫合糸』、ケイセイ医科工業が『電動シャワートローリー』、泉工医科工業が『麻酔器PIXYSⅡ』や『低圧持続吸引器メラサキューム009』、タイホーが『内視鏡保管庫』や『扉式搬送カート』、田中医科器械製作所が『鋼製小物』、英技研が『IC麻薬保管ボックス』、松吉医科器械が『聴診器』や『非接触式体温計』、メッツが『ME機器管理システムMe―ARC』――などを出品し、来場者らに製品の特徴などをPRした。

そのほか、日医機協ブースでは、大田区産業振興協会が大田区内のものづくり企業を紹介する『研究開発マッチングシステム』、文京区が他の自治体と連携して推進する『医療機器企業とものづくり企業のマッチング支援事業』、宮崎県北部医療関連産業振興等協議会が『医療機器メーカーと宮崎県ものづくり企業との連携で誕生した成果や、ものづくり企業の技術』――を紹介した。