「2018年度定時総会」開催【MTJAPAN】
会員企業の発展に資する活動推進へ
日本医療機器テクノロジー協会(会長=笹宏行氏、MTJAPAN)は、6月6日㈬午後4時30分から、東京・大手町の経団連会館で「2018年度定時社員総会」を開催した。
総会は司会の三澤裕専務理事が「正会員240社中、出席正会員65社、議決権行使正会員156社」と総会の成立を告げ開会した。
これを受け、あいさつした笹会長は、少子高齢化を背景にした社会保障制度改革や、厳しさが増す国際的な法規制、IoT、AIなど技術革新の加速――などの医療機器産業の環境変化に言及したあと「MTJAPANとしてこれらの変化を的確にとらえ、保険制度や法制度、研究開発、国際展開――など、会員企業の発展に資する事業を展開していく所存です」と述べ、協会活動への理解と協力を求めた。
このあと、議案の審議を行い、17年度決算報告、役員選任を承認後、報告事項として18年度事業計画・収支予算、医療機器業公正取引協議会MTJAPAN支部活動(17年度事業報告、18年度事業計画)の報告が行われた。
このうち、役員選任では再任と新任を含め役員候補が発表され、これを出席会員が承認して、新役員体制(別掲参照)が決定した。
重点4事業を各部会・委員会で推進
また、17年度事業計画では重点テーマとして、①医療機器のイノベーションと適切な評価の推進②法規制の課題整理と改善③国際展開の推進④コンプライアンスの遵守――の4点を掲げ、各部会・委員会で各種事業を推進していく。
具体的な事業活動としては、▽医療保険制度改革への対応▽医薬品医療機器法運用課題への対応▽臨床研究制度整備の推進▽医療安全性確保の推進▽産業競争力強化の推進▽国際展開の推進▽コンプライアンスの徹底▽流通の最適化▽情報発信力の強化▽環境整備▽災害対策――などに取り組んでいく。
MTJAPAN 新役員体制
【会 長】
笹 宏行(オリンパス)
【副 会 長】
姫野 毅(旭化成メディカル)
増田 利明(ニプロ)
三村 孝仁(テルモ)
【専務理事】
三澤 裕(日本医療機器テクノロジー協会)
【理 事】
湯川 一平(朝日インテック)
長崎 裕希(エドワーズライフサイエンス)=新任
木村 雅昭(カネカ)=新任
齊野 猛司(川澄化学工業)=新任
粟根 康浩(ジェイ・エム・エス)
小林 孝(住友ベークライト)=新任
笹瀬 広之(スリーエムジャパン)
仲佐 昭彦(塚田メディカル・リサーチ)
中川 誠(帝人ファーマ)
小林 裕史(東レ)=新任
加納 章(トップ)
藤井章太郎(日機装)
佐伯 広幸(日本ストライカー)
長瀬 信弥(日本ベクトン・ディッキンソン)
藤田 克憲(日本メドトロニック)=新任
高橋 浩(八光)
藤原 武志(ビー・ブラウンエースクラップ)
【監 事】
馬場 範門(ボストン・サイエンティフィックジャパン)
樋口 幸一(樋口公認会計士事務所)
佐藤 一成(東レ・メディカル)