業界団体

「第17回自社紹介会」開く ー JMIAユースアップの会

新入会員の3氏がプレゼン

「自社紹介会」会場の様子

日本医療機器協会(日医機協)加盟企業の若手経営者や幹部社員らで組織するJMIAユースアップの会(代表幹事=山﨑隆次氏)は、新入会員を対象とした「自社紹介会」を開催した。

今回で17回目となる自社紹介会は、手術台用マットレス・クッションメーカーの美濃島工業の美濃島正浩氏と、プログラム情報システム開発企業のユーワークスの船橋聡氏、世界的な眼鏡メーカーでチタン素材の手術用医療機器も手掛けるシャルマンの菅谷博紀氏が登壇。3氏はそれぞれの領域で医療現場を支える自社の歴史や強み、現状などについてプレゼンテーションを行った。

美濃島氏は少数精鋭で職人による手作りを基本とする同社の新たな取り組みとして、製品開発やデータ解析、環境対応――などを紹介した。

また、船橋氏は同社が偶然にメディカルヒルズ本郷にオフィスを構えたこと、ソフトウェアが医療機器認証されたことなどが契機となり、医療機器産業に参入したことや、同社の医療とITを結び付ける技術について解説した。

一方、菅谷氏は眼鏡メーカーとしての高い技術力を活かし2012年に医療機器産業に参入してから、数多くの手術器具を開発し、国内をはじめ、世界各国にも輸出販売していることを説明した。

自社紹介会を聴講した会員からは、さまざまな『気づき』と『知識』、『ビジネスチャンスの種』――を得ることができた、との感想が多く聞かれた。

今後もユースアップの会では自社紹介会を含めた勉強会を継続的に実施していく方針だ。