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「平成30年度定時総会」開催 ー 日本医療機器学会

学会の成果を広く社会に還元へ

日本医療機器学会(理事長=矢冨裕氏)は「平成30年度定時総会」を、第93回大会の初日の5月31日㈭午後4時30分から、大会会場に隣接するヨコハマグランドインターコンチネンタルで開催した。

総会の冒頭、矢冨理事長は「学会は学問を追求するのは当然ですが、その成果を社会に還元していくのも重要です。学会大会は学会のあり方を体現するものなので、皆さまと共に学会大会を盛り上げていきたい」とあいさつした。

このあと、議事の審議に入り、平成29年度事業・決算報告を承認後、報告事項として、平成30年度事業計画、平成29年度褒章者が報告された。

次期大会は来年6月13日から大阪で

臼杵次期大会長

このうち、事業計画の中で、次期の第94回大会は臼杵尚志理事(香川大学医学部附属病院手術部部長)を大会長に2019年6月13日㈭から15日㈯を会期に大阪国際会議場で、次々期の第95回大会は平田哲理事(旭川医科大学病院手術部教授)を大会長に2020年6月11日㈭から13日㈯にパシフィコ横浜で、それぞれ開催することが報告された。

これを受けて、臼杵次期大会長は「次期大会のテーマは『ビヨンドフューチャー(Beyond Future)』とした。フューチャーは未来、ビヨンドはその向こう、未来のその向こうを見据えて、という気持ちで、来年の大会に取り組んでいきたい」と述べ、大会への支援を求めた。

そのほか、総会では平成29年度褒章者として『論文賞』に、吉岡淳氏(山形大学)の「間欠的空気圧迫装置専用テスターの開発と運用効果」を選定したことを報告した。