「第57回通常総会」を開催 ー 東京理化学硝子器械工業協同組合
役員改選で橋本理事長が再選
東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=橋本秀秋氏、東京都墨田区)は、5月25日㈮午後4時から、東京・池之端の東天紅で「第57回通常総会」を開催した。総会では平成30年度事業計画を打ち出したほか、任期満了にともなう役員改選では橋本理事長が再任したほか、中村剛専務理事が副理事長に、竹内信夫理事が専務理事にそれぞれ昇格した。
総会は竹内正好理事の『開会のあいさつ』で開会され、寺田卓福利厚生副委員長の司会で進行した。
あいさつに立った橋本理事長は「今期も厳しい財政の中、なんとか1年が経過した。残念ながら4事業所が脱退したが、新たに1社(鬼塚硝子)が加入した。現在は49社の事業所で組合を運営させていただいている。会員数は一番多い時で120社近くあったと聞いているが、今後ますます減少傾向にあると思われるので、会員の皆さま方のお知恵やご意見をいただきたい」と組合事業への理解と協力を呼びかけた。
このあと、碇谷康治理事が「会員総数49社中、出席25社、委任状提出17社」と総会成立を宣言。佐藤文彦理事を議長に議案の審議に入った。
議事は平成29年度の事業・決算・監査報告と、平成30年度の事業計画・予算、役員改選――など。平成29年度の事業報告は中村専務理事、決算報告を竹内信夫財務理事、監査報告を桐山時男、野村政之両監事が、それぞれ報告を行い、承認、可決した。
平成30年度事業計画では組織内の各委員会の事業計画について、池田高樹技術振興委員長や碇谷康治業務委員長、竹内信夫財務委員長、竹内正好福利厚生ガラス市実行委員長、中村剛広報委員長、遠藤誉明全国委員長、寺田卓TRGK青硝会代表幹事、鈴木恒雄TRGK大硝会会長――の8氏が、各委員会の事業内容を説明し、計画案は承認、可決した。
次いで、平成30年度予算に関しては、関根与志和理事が経費の賦課および徴収方法を含め説明を行い、原案通り承認、可決した。
一方、任期満了にともなう役員の改選は、選挙により、新役員候補18名を選出。新役員らは別室で第1回理事会を開き、互選により橋本理事長が再任し、中村剛専務理事が副理事長に、竹内信夫理事が専務理事に、それぞれ選任された。また、監事には市川勉、桐山時男(留任)の両氏が就任した。
総会終了後の懇親会であいさつした橋本理事長は「組合には問題が山積しているが、皆さまのご意見やご協力をいただきながら問題解決に取り組んでいきたい。PR活動などを強化して魅力ある組合になるよう努めていく」と抱負を述べた。
東京理化学硝子器械工業協同組合「新役員」
◆理 事 長
橋本 秀秋(東京製作所)
◆副理事長
中村 剛(ナカムラ理化)
◆専務理事
竹内 信夫(竹内製作所)
◆理 事
碇谷 康治(碇谷製作所)
池田 高樹(池田硝子)
遠藤 誉明(フラット)
佐藤 文彦(佐藤製作所)
佐野 正晃(上源理硝器)
志賀 秀吉(タツミ理化)
関根与志和(関根硝子)
竹内 正好(アート・グラス・タケウチ)
中山 壽一(なかやま理化製作所)
野村 政之(リケン科学製作所)
舞原 利夫(マイハラ製作所)
松本ひろ子(松本理科器製作所)
八木原敏夫(八木原製作所)
◆監 事
市川 勉(市川真空)
桐山 時男(桐山製作所)