業界団体

第93回日本医療機器学会大会

5月31日~6月2日 パシフィコ横浜で

日本医療機器学会(理事長=矢冨裕氏)は、5月31日㈭~6月2日㈯の3日間を会期に、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1―1―1)で「第93回日本医療機器学会大会」(大会長=東竜一郎サクラ精機社長)と、併設の医療機器展示会『メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2018』を開催する。

今回の学会大会ではメインテーマに『医療技術、医療機器産業の明日を考える』を掲げている。このメインテーマのもと昨今、医療機器をめぐるキーワードとして、▽医工連携▽ベンチャー企業との連携▽日本発の医療機器の開発▽ITやロボット技術の活用▽最先端医療技術▽人材育成制度――などの課題を掘り下げ、産官学の医療機器関係者らで課題解決に向け、情報発信と議論を繰り広げる。

大会プログラムをみると、1日目(5月31日)には、マネジメントセミナーが4題組まれている。セミナーは同学会が認定する滅菌技師・士、MDIC、臨床ME専門認定士が受講するとポイントが加算される。また、午後4時30分から隣接のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで、同学会の定時総会も予定されている。

2日目(6月1日)にはIoTや情報セキュリティ、医療機器管理、医工連携事業化、医用テレメータの電波管理、SUD再製造、鋼製器具2次元シンボル――などをテーマに、パネルディスカッションやシンポジウム5題、大会長招聘(へい)特別講演、特別講演、ランチョンセミナー、一般演題などが組まれている。

3日目(6月2日)には医療機器安全管理責任者や洗浄・滅菌、医療情報標準化、手術用鋼製器具のトレーサビリティ――などをテーマに、パネルディスカッションやシンポジウム3題、特別講演、教育講演2題、ランチョンセミナー、一般演題などが企画されている。

学会大会への当日登録料は正会員と企業会員所属の社員が9000円、一般が1万1000円、学生が2000円。学会大会に関する問い合わせは日本医療機器学会事務局(☎03―3813―1062、http : //www.jsmi.gr.jp)へ。