膝関節温存治療の普及へ【J―TEC】
オスフェリオンバイオ社と業務提携
ジャパン・ティッシュエンジニアリング(社長=山田一登氏、愛知県蒲郡市、J―TEC)と、オスフェリオンバイオマテリアル(社長=石川学氏、東京都渋谷区、OSB)は、変形性膝関節症に対して、再生医療と骨切り術を組み合わせた治療選択肢を普及させるため、販売に関する業務提携の契約を締結した。
J―TECは患者の正常な膝の軟骨細胞を培養して製造する自家培養軟骨「ジャック」を取り扱っている。ジャックは膝軟骨のすり減りや欠損に対する治療を目的としており、2026年1月に変形性膝関節症への保険適用が認められた。
OSBは膝周囲骨切り術の手術機材の研究開発・製造・販売を手がけている医療機器メーカー。主力製品として吸収置換型セラミックス人工骨「オスフェリオン」や膝周囲骨切り術用金属インプラント「TriS(トリス)」を展開している。
今回の業務提携により、OSBはジャックの非独占的代理店として、自社の販路を活かした営業活動を行っていく。
また、J―TECはOSBに対してジャックの納品に至る実務を支援するとともに、自社の対象医療機関へOSB製品を積極的に紹介し、両社で相互の販路拡大を目指す。
さらに、OSBが共催する膝骨切り術に関する研究会への共同参画をはじめ、関連学会での共同展示、医療従事者向けの手技トレーニングの共同実施など多角的なプロモーションを行っていく。
J―TECは「再生医療をあたりまえの医療に」の実現に向け、ジャックの年間1,000例の治療提供を目指している。OSBはミッション「Return to Active Life~再び『自由に動ける喜び』を!」の実現を追求している。
変形性膝関節症は膝関節のO脚変形などによって負荷が一部分に集中し、膝の軟骨がすり減ることで、痛みや運動機能の低下を引き起こす疾患。国内有病者数は約2,530万人に上る。