業界団体

「第65回定時総会」開催【日本薬科機器協会】

7つの薬科機器展示会を実施へ

「第65回定時総会」での審議の様子

日本薬科機器協会(会長=酒井哲嗣氏、東京都渋谷区)は、6月17日㈬午後4時から、東京・湯島の東京ガーデンパレスで「第65回定時総会」を開催した。総会では令和8年度事業計画・予算を打ち出し、新年度をスタートさせた。

酒井会長

開会にあたり、あいさつした酒井会長は同協会で進める『調剤機器・システムの安全ガイドライン』と『薬科機器展示会』の2つの事業に言及した。

調剤機器・システムの安全ガイドラインについては「ガイドライン(協会HPからダウンロード可能)は5月1日から運用を開始した。これまで調剤機器やシステムに起因するトラブル情報がメーカー間で共有されていなかったため、問題が起きたメーカー以外のユーザーが対策できなかったほか、他メーカーによる検証もできないという指摘を各方面から受け、安全性向上をはばむ大きな課題があった」とガイドライン策定に至った背景を説明した。

また「ガイドラインは安全性情報を業界で共有する報告体制を目的としている。重篤異常かつ医療機関が『報告必要』と判断した場合に該当企業に報告を求めている。今回、初めてワーキンググループを設置し、参画した各社が5回にわたって一緒に議論を重ねガイドラインを策定した」とガイドライン策定に協力した会員企業に感謝の意を表明した。

薬科機器展示会に関しては「今年度は前年度同様に7回の開催を予定している。薬剤業務の合理化と医療安全につながる薬科機器の新技術、新製品開発には展示会などで先生方との意見交換が重要になっている。また、今までの当協会の概念を広げるような業界団体との連携が必要と考えており、例えば日本科学機器協会との連携をこれまで以上に深めていく。そして展示会には新たな企業の参加を呼びかけていく」との方向性を示した。

最後に「当協会は会員企業と学会の先生方をつなぎ、変革の時代であればこそ求められる新製品開発と先生方との緊密な人間関係作りをお手伝いし、会員企業の役に立つサービスの向上に尽力していく」と語り、協会活動への積極的な参画を呼びかけた。

このあと、酒井会長が議長となり、議案の審議を行った。議案は令和7年度事業・収支決算・監査報告、令和8年度事業計画・収支予算で、担当役員が報告、説明を行い、全議案とも原案通り承認、可決した。