役員改選で瀧口会長再任【JIRA】

「2026年度定時社員総会」開く
日本画像医療システム工業会(会長=瀧口登志夫氏、JIRA)は、6月4日㈭午後3時30分から、東京・大手町のKKRホテル東京で「2026年度定時社員総会」を開催し、審議事項の25年度決算報告を承認後、26・27年度役員の選任を行い、瀧口会長の再選など、新役員体制(下記参照)を決定した。

総会では25年度決算報告の審議にあたり、まず25年度事業報告を行ったあと決算報告を行い原案通り承認、可決した。また、報告事項として、26年度事業計画・収支予算が報告された。
報告事項のうち、26年度事業計画では「JIRA画像医療システム産業ビジョン2030」(24年4月策定)で掲げた5つのビジョン(①JIRA産業の振興と関連領域との連携強化②データが変える医療の実現に向けた環境整備③医療機器に即した法規制、保険制度等の実現④グローバル市場での競争力の強化⑤持続可能な医療を提供する産業構築)の実現に向け、各種事業を推進する。
具体的に、①のJIRA産業の振興と関連領域との連携強化では、▽社会変化に適応した画像診断、治療などの技術探求とその早期社会実装に向け、会員企業ニーズにマッチした課題抽出▽関連団体や行政、新たな医療産業分野との積極的な協働▽医療系ベンチャー企業に対しJIRAとして優先度の高いテーマへの取り組み――などを促進する。
②のデータが変える医療の実現に向けた環境整備では、▽データ収集・利活用のための業界側が抱える課題(法規制など)とその解決策の提案と推進▽許認可手続きの簡素化、迅速化に向けた関係省庁との協議継続とその手続きの早期実現▽AI―CADの検診での活用拡大や臨床現場での運用ルールについてアカデミアと連携――などを進める。
③の医療機器に即した法規制、保険制度等の実現では、▽市販前審査に関わる基準やプロセスの最適化▽予見性のある診療報酬制度の整備に向けた提言▽医療の効率化につながる医療機器の製品化や普及を促進する診療報酬や補助金制度への提言▽医療機器の有効性の周知、公正な競争環境の整備――などに取り組んでいく。
④のグローバル市場での競争力の強化では、▽医療機器規制の国際整合を目指すIMDRF(国際医療機器規制当局フォーラム)への提言▽自由貿易の促進と国内外の公平な競争条件の確保(日本行政への提言)▽地政学リスクを含む海外事業環境の変化の把握と阻害要因の除去への取り組み▽標準化(ISOなど)活動の推進▽グローバルビジネスに貢献できる人材育成――などを推進する。
⑤の持続可能な医療を提供する産業構築では、▽行政や関係団体と連携した医療機関の医療機器のサイバーセキュリティ対応▽自然災害やパンデミックなどの有事での医療の安定的な提供のための行政や関係団体との連携▽脱炭素社会・循環型社会の実現に向けた取り組みの具体化▽装置の稼働年数適正化に向けた施策の具体化――などを実行していく。
総会終了後は「2026年度JIRA会長表彰式」が行われ、JIRAの発展、運営に貢献した14名が表彰された。
日本画像医療システム工業会
2026・2027年度役員
□会 長
瀧口登志夫(キヤノン)
□副 会 長
飯田 泰子(三田屋製作所)
儀同 智紀(コニカミノルタ)
園木 清人(島津製作所)
樋口 淳(富士フイルム)
□常任理事
鎌田 富久(エルピクセル)
櫻井 悟郎(シーメンスヘルスケア)
□専務理事
稲葉 潔(日本画像医療システム工業会)
□理 事
青野 一大(コニカミノルタジャパン)
青山 裕紀(Splink)
安部美佐子(フィリップス・ジャパン)
上田 樹理(医建エンジニアリング)
川原 芳博(富士フイルムメディカル)
傳法 昌幸(根本杏林堂)
前田 賢(マエダ)
松岡 慎一(GEヘルスケア・ジャパン)
三浦 孝由(オリオン・ラドセーフメディカル)
三浦 嘉章(島津メディカルシステムズ)
村地 正行(三協)
山本 修三(キヤノンメディカルシステムズ)
□監 事
大石 哲也
佐藤 峻(トーレック)
【2026年度JIRA会長表彰受賞者】
▽黒瀬 武夫(北斗精機)
▽古瀬 司(ジェイマックシステム)
▽湯澤 史佳(キヤノンメディカルシステムズ)
▽須山 宗木(コニカミノルタ)
▽五十田友里(富士フイルム)
▽平垣 圭一(島津製作所)
▽諸岡 直樹(島津製作所)
▽横塚 弘一(シーメンスヘルスケア)
▽門原 寛(フィリップス・ジャパン)
▽野口 真一(キヤノンメドテックサプライ)
▽山本 登(クライムメディカルシステムズ)
▽傳法 昌幸(根本杏林堂)
▽大塚 正明(日本画像医療システム工業会)
▽横田 則昭(日本画像医療システム工業会)