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「2026国際医用画像総合展」開催【JIRA】

開会式でのテープカットの様子

国内外153社が最新機器を紹介

日本ラジオロジー協会(代表理事=陣崎雅弘氏、JRC)の主催で、日本画像医療システム工業会(会長=瀧口登志夫氏、JIRA)が運営する「2026国際医用画像総合展」(ITEM2026)は、4月17日㈮~19日㈰の3日間を会期に、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催した。今回は国内外の153社が出展し最新の画像医療システムや周辺機器を紹介した。3日間で1万人強が会場に足を運び活気にあふれた。

「2026国際医用画像総合展」の会場

ITEMは医療画像機器関連の総合学術展示会として1988年以来、日本医学放射線学会総会、日本放射線技術学会総会学術大会、日本医学物理学会学術大会の3学会と同時に開催している。

イノベーションにつながる出会いに期待

「2026国際医用画像総合展」の会場

開会式であいさつに立ったJRCの陣崎代表理事はITEMを含めた全体の大会であるJRC2026について「JRCの毎年の総参加者数は2万5,000人で、その規模はRSNA(北米放射線学会)に次ぐ世界第2位の大きさの大会になる。JRCの総参加者数のうち、ITEMの入場者数が約1万1,000人で、半数近くを占めており、JRC全体にとってもITEMは非常に重要な位置を担っている」と述べた。

「2026国際医用画像総合展」の会場

また「日本は世界的にみても多くの医療機器メーカーが存在しており、産学連携を密にしながら、新しい技術を生み出す土壌が育っていると思う。海外メーカーも日本市場を重視している、と感じている。本展示会は単なる製品展示の場ではなく、臨床現場と技術開発が直接つながる貴重な場であり、新たな連携や発想が生まれる場でもある。本展示会が次のイノベーションにつながる出会いの場になることを期待している」と語った。

技術進化を体感し実感できる場

「2026国際医用画像総合展」の会場

次に、JIRAの瀧口会長は、今回のITEMのテーマ『ラジオロジー・コネクトーム』に言及し「画像診断や放射線医療を取り巻く環境は、AIなどの新しい技術や、データ連携、遠隔医療、ワークフロー改革などのキーワードで表されるような改革が非常に早いスピードで進展している。こうした技術や価値が単なる概念や将来像で語られるだけでなく、実際の現場で使われ、どのような変化をもたらすのか、を体感あるいは実感いただく場がITEMだと思っている」とITEMの特徴を強調した。

「2026国際医用画像総合展」の会場

さらに「今年のITEM2026では、出展社数が昨年より1社増の153社、出展面積は昨年より50平米増の8,862平米で、規模、内容ともに充実した展示会となっている。また、海外からは台湾から2社、韓国から3社に出展いただき、国境を越えた技術交流、情報発信の場として広がりをみせている。ITEM2026が医療従事者、研究者、企業そして未来を担う若い世代の皆さまにとって出会いと発見、そして次の一歩を踏み出す場となることを心から願っている」とあいさつした。

このあと、陣崎代表理事と第85回日本医学放射線学会総会の阿部修会長、第82回日本放射線技術学会総会学術大会の林秀隆大会長、第131回日本医学物理学会学術大会の納冨昭弘大会長、瀧口会長の5人が、展示会場入り口前に張られたテープをカットしITEM2026は正式に開場した。

開幕した会場には大勢の来場者が訪れ、それぞれの医療現場の課題解決や、ワークフローを効率化する医用画像システムを求め、展示会場内を見て回り、各ブースで説明員に熱心に質問を投げかけていた。

各ブースでは画像診断機器のデモンストレーションや大型スクリーンを使った製品紹介が始まると、ブースからあふれんばかりの人が集まり熱気にあふれていた。