企業活動

浜松ホトニクスと業務提携【サクラファインテックグループ】

病理診断のシームレスなワークフローの実現へ

サクラファインテックグループ(日本法人=サクラファインテックジャパン、社長=恩田和人氏、東京都中央区)と浜松ホトニクス(社長=丸野正氏、静岡県浜松市)は、病理診断における病理標本作製からデジタル画像の取得までのシームレスなワークフローの実現を目的に業務提携を新たに締結した。

サクラファインテックグループは病理分野における一体化されたソリューションを提供するグローバル企業グループで、サクラファインテックジャパン、サクラファインテックUSA、サクラファインテックヨーロッパが連携して病理の自動化、製品開発を行い、世界150か国以上で製品を販売している。

浜松ホトニクスは光電子増倍管や、イメージセンサー、光源、レーザー、画像計測用カメラ、分析装置など光技術を応用したデバイスからシステムまで幅広く開発・製造している。病理分野向けには20年以上にわたり、バーチャルスライドスキャナ「NanoZoomer」を販売している。

これまでも両社は日本の病理分野において連携し、さまざまな取り組みを進めてきた。今回の業務提携では病理標本作製におけるソリューションと光技術を応用したデバイス・システムという両社の強みを融合し、病理医や検査室の診断業務を支援する取り組みをグローバルに展開していく。

具体的には、病理標本作製からデジタル画像化までの工程のワークフローを連携させることで、再作業や再スキャン、診断までの遅延のリスク低減を支援する。

また、病理検査室において最適なワークフローを設計できるよう両社が共同で顧客支援を実施するほか、スキャンに適した病理標本作製や信頼性の高いスライド全体像(WSI)の取得に関する教育コンテンツや情報提供リソースを共同で展開していく。

今後、両社は業務提携による取り組みをグローバル展開することで、病理診断の迅速化が世界各地で進み、より多くの患者が迅速なケアが受けられる環境づくりへ貢献することを目指していく。

なお、今回の取り組みをグローバルに展開することについては、3月21日~26日に米国テキサス州で開催された「USCAP2026」(第115回米国カナダ病理学会年次総会)において紹介された。