医療現場のDX推進へ【ホギメディカル】
OPE×PARKから一部事業を譲受
ホギメディカル(社長=川久保秀樹氏、東京都港区)とOPE×PARK(社長=本田泰教氏、東京都品川区)は、OPE×PARKの医療用スマートレコーダー「OPeDrive」に関する事業のホギメディカルへの譲渡について合意し、事業譲渡契約を締結した。
OPeDriveは手術記録機能と学習機能を集約し、病院・医局内でデジタル教科書コンテンツを自作することを目的に、手術映像の記録・編集、症例学習を可能にしている。
術野に加え、周辺映像や機器映像を時間同期させて録画でき、術中の重要なポイントで音声の自動認識によるコメント・しおりの挿入ができる。
執刀医の戦略・コツを見える化した手術記録を作成することで、術後の振り返りや医療従事者の学習効率の改善に寄与する。
また、挿入したしおりを起点にダイジェスト動画を簡単に作成する機能を具備し、手術映像を編集する手間が省ける。
ホギメディカルでは2024年7月に発表した中期経営計画に基づき、医療DXソリューションの拡充に取り組んでいる。ホギメディカルでは今回、譲り受けるOPeDriveを同社のクラウド型情報共有ツール「OPERA―Note」と連携することで、医療現場のDXをさらに推進していくことが可能になる。