業界団体

令和7年度活動推進計画・予算を決議【日本看護用品協会】

「令和6年度定時総会」開催

「令和6年度定時総会」での審議の様子

日本看護用品協会(理事長=岡田典久氏、東京都文京区)は、7月24日㈭午後5時30分から、東京・池之端の東天紅で「令和6年度定時総会」を開催した。総会では令和7年度活動推進計画・会計予算を打ち出した。

総会は司会の大月雅彦理事が「出席16社、委任状提出13社の計29社で、会員総数38社の過半数を超えている」と総会の成立を報告した。

岡田理事長

これを受け、開会あいさつに立った岡田理事長は「今日も暑い日となったが、1年に1回の総会で皆さまとお会いできること、コロナ禍で総会が行われなかったことを思うと非常にうれしく思う」と総会の参加者を歓迎した。

日本の政治経済に言及しては「先日、参院選も終わり自民党が惨敗し、政局も不安定の中、経済は相変わらず円安が続いている。皆さまも大変苦労され、日々、並々ならぬ努力をしながら過ごしていることと思う」と業界環境を憂慮した。

昨年度の協会活動を回顧しては「当協会のメイン活動の1つである日本看護協会通常総会の併設展示が7年ぶりに開催された。コロナ禍を経て、やっとこの展示会が戻ってきたので、当協会主催のスタンプラリーを行い、21社の参加のもと大盛況のうちに終了することができた。コロナ禍から止まっていた当協会の時間がやっと動き出した、という実感をしている」と展示会事業への協力に感謝の意を表明した。

このあと、岡田理事長を議長に議案の審議に入った。報告事項の令和6年度活動・会計報告と、審議事項の令和7年度活動推進計画・会計予算を、担当理事が報告、説明を行い、全件とも原案通り承認、可決した。

このうち、令和7年度活動推進計画(下記参照)では、メイン事業の展示会事業を中心に各種事業を展開することを決定した。

日本看護用品協会の「令和7年度活動推進計画」
①理事会、定時総会の開催
②会員名簿の発行(ホームページの会員ページに掲載)
③日本看護協会発行の「協会ニュース」を会員各社に送付
④ホームページにインフォメーションや展示会の様子、コラムを掲載し、同協会のPRを図る
⑤「看護・医療用品」資料集2026年版を制作し展示会などで配布
⑥展示会の開催
▽日本看護協会通常総会併設「看護フェア2026」=令和8年6月(予定)
▽第39回日本手術看護学会年次大会=令和7年9月20?21日、仙台国際センター
⑦協会パンフレットの作成、研修会の開催、会員同士の親睦会の開催