『第46回日本医療福祉設備学会』【HEAJ】
11月21・22日 東京ビッグサイトで開催へ
日本医療福祉設備協会(会長=森村潔氏、東京都文京区、HEAJ)は11月21日㈫・22日㈬の両日、東京・有明の東京ビッグサイトで、『人と技術の協働―ヘルスケア・エンジニアリングのあした―』をテーマに、「第46回日本医療福祉設備学会」(学会長=中山茂樹・千葉大学大学院工学研究科教授)を開催する。また、併設の病院・福祉に関する設備機器、給食、医療機器開発テクノロジーの専門展示会「ホスペックスジャパン2017」は11月20日㈪から22日㈬の3日間、東京ビッグサイト展示場(東4~6ホール)で開催する。
第46回日本医療福祉設備学会では基調講演として、恵寿総合病院の神野正博理事長が『地域包括ケア提供のためのICTを考える』をテーマに登壇する。
また、講演会は6題用意され、医療・福祉分野をテーマした講演のほか、異分野の専門家から学ぶことをコンセプトに、トヨタ自動車の岩﨑克彦氏が『自動運転技術への取り組みと今後の課題』、リオデジャネイロ2016パラリンピック水泳銀メダリストの木村敬一氏が『東京2020パラリンピックがもたらすレガシー』をテーマに講演を行う。
シンポジウムは『転倒・転落と技術』、『医療施設情報の変革と影響』、『手術を支える人と協働する技術』、『感染制御と医療施設』、『看護をサポートする環境とツール』、『これからの看護に活かすイメージングテクノロジー―超音波検査機器』――の6題が行われる。
次いで、HEAJ委員会特別企画『中国の手術室における中央換気方式と手術部位感染予防対策』やHEAJ&JIHa共催セッション『東アジアの病院建設事情』のほか、HEAJ委員会企画として『環境配慮型病院設備』、『病院設備の安全確保に貢献するCHEの役割と課題』、『病院内における無線通信の管理―正しい電波管理は医療ICT化の礎―』、『病院施設のエネルギー実態調査』――の4題が企画されている。
そのほか、ランチョンセミナー4題、一般演題72題――など、多彩なプログラムが展開される。
さらに、学会前日の11月20日午後4時から、併設展示会のホスペックスジャパン会場内で、サテライトセッション『HEAJの活動報告―ヘルスケア・エンジニアリングのあした―』が行われる。
学会への参加費は事前登録(学会ホームページから)が非会員1万円、会員7000円、学生1000円。当日登録が非会員1万2000円、会員1万円、学生1000円となっている。
「ホスペックスジャパン2017」
出展400社650ブース規模で開催
一方、今回で42回目を迎える併設展示会の「ホスペックスジャパン2017」には、医療機器や医療・福祉設備関連企業など約400社(約650ブース)が出展する。
展示会場は医療施設の新築・建て替え時に必要な各種設備・製品や最新の医療機器などを展示する『病院・福祉設備機器展』と、厨房施設や患者ケアに役立つ衛生製品などの展示する『病院・福祉給食展』、医療機器メーカーに対する部品、製造開発などを後押しする技術を展示する『医療・福祉機器開発テクノロジー』――の3つの展示会で構成される。
開場時間は初日11月20日が午後12時から午後6時まで。翌21日と22日が午前10時から午後5時まで。
入場料は3000円だが、『WEB来場事前登録証のプリントアウト』または『招待状』を持参すると入場が無料になる。