総会で種田理事長 再選【杏友医療機器協同組合】
医療機器の共同購買売上43億円めざす

杏友医療機器協同組合(理事長=種田光利氏、東京都文京区)は、5月24日㈯午後2時30分から、東京・湯島の全国家電会館で「令和7年度通常総会」を開催した。総会では医療機器共同購買事業で年間43億円の売り上げを目指すことを決めたほか、任期満了にともなう役員改選で種田理事長が再選した。
総会は種田理事長のあいさつのあと、大橋透専務理事が「組合員総数37名中、出席19名、委任状提出12名で総会は有効に成立する」と報告し、種田理事長が議長となり議案の審議に入った。
議案は①令和6年度事業・決算報告②令和7年度事業計画・収支予算③令和7年度借入金残高の最高限度額④1組合員に対する貸付金残高および債務保証残高の最高限度額⑤手数料、貸付利息および保証料の最高限度額⑥役員報酬⑦理事・監事選出――の7件。①~⑥の議案は担当役員が報告、説明し、原案通り承認、可決した。
このうち、令和7年度事業計画では、組合重点事業である医療機器共同購買事業の売上高を年間43億円(内訳:医療機器・装置品21億5000万円、医療消耗品21億5000万円)に設定した。
このほか、事業計画では、▽組合員の経営管理や知識向上を図るため講習会・研修会を開催する▽組合員への情報提供に向け、機関誌の発行やEメール・FAXを活用し、タイムリーに情報提供をするほか、組合ホームページの内容を随時更新する▽福利厚生事業として慶弔災害見舞金の支給や懇親会を開催する――などの事業の実施を決定した。

また、⑦の理事・監事選出では選挙で理事7名、監事2名を選出し、下記の通り新役員体制を発足させた。
杏友医療機器協同組合新役員体制
⦿理 事 長
種田 光利(種田医科器械)
⦿副理事長
荒井 均(三和医科器械店)
行方 誠(京葉新和)
⦿専務理事
大橋 透(アサヒ医療)
⦿理 事
古関 一成(三誠メディカル、本郷いわしや)
松尾 公裕(マツオメディカル)
松岡 壯(アドワン・メディック)
⦿監 事
池田 晋一(エーエムアイ)
西方 温(いわしや西方医科器械)