APEXホールディングスの全株式取得【オリックス】
医療機器販売会社グループの基盤強化
オリックス(社長=髙橋英丈氏、東京都港区)は、医療機器販売会社のAPEXホールディングス(社長=塩谷禎氏、東京都港区)の全株式を取得した。
APEXホールディングスはAPEXを中核に、▽アペックス・インターナショナル▽アペックス・インターナショナル東京▽アペックス・インターナショナル新潟―の計4社でグループを形成し、心疾患を中心とした循環器疾患用の医療機器を販売している。
同グループは循環器領域に特化した事業経験や知見を持つ専門人材を有し、関東や東海地域を中心に大学病院や国公立病院などの大手医療機関からの信頼も高い。
オリックスは国内の事業投資でヘルスケア領域を注力分野の1つに据え、2015年に総合医療機器販売会社のイノメディックス、23年に循環器領域の不整脈分野に特化した医療機器販売会社のダイナメディックジャパンの全株式を取得した。
今回のAPEXホールディングスへの出資により、既存出資先との仕入れや営業ネットワークの相互連携などを進め、強固な事業基盤を有する医療機器販売会社グループの形成を目指す。