80周年を機にさらなる発展へ【日科協】
「2025年新春賀詞交歓会」を開催
日本科学機器協会(会長=長谷川壽一氏、東京都中央区、日科協) は、1月15日㈬午後5時30分から、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで、会員ら約270名が参加して「2025年賀詞交歓会」を開催した。
賀詞交歓会の冒頭、あいさつした長谷川会長は「本年、当協会は創立80周年の大きな節目を迎える。当協会の80年の歩みは日本の産業発展の歴史であるとともに、ご参集の皆さまの努力の足跡でもある。秋には創立80周年記念式典を予定しておりますが、先ずはこの場を借りて心より感謝いたします。80周年を機に100周年に向け今後、新たな視点を取り入れる必要性を感じており、これからも皆さまの可能性を切り開くパートナーとして力を尽くしていきたい」と述べた。
今年の予定としては「9月3日から幕張メッセで『JASIS2025』が開催し、併せて『科学・分析機器総覧』を発刊する。さらに、5月に京都科学機器協会が創立65周年、11月に東北科学機器協会が50周年を迎える」と告知した。
また、4月から開催される大阪・関西万博にふれては「本年は大阪・関西万博が開催され、社会全体が新たな価値創造に向けて進むチャンスの年でもある。万博では人類共通の課題に向け、未来社会を共創する先端技術など世界の英知を集めたアイデアが発信される。日本経済のみならずビジネス機会の拡大による中小企業の成長、発展などが大いに期待される」とし、大阪・関西万博への来場を呼びかけた。
このあと、来賓の文部科学省科学技術・学術政策局研究環境課の野田浩絵課長と、経済産業省製造産業局産業機械課の須賀千鶴課長があいさつした。
引き続き、日本分析化学会の山本博之会長の〝乾杯〟の発声で賀詞交歓会は開宴した。会場では参集者らが新年のあいさつを交わしながら、情報交換と親睦を深め合った。