収益上げる仕組み構築を【関谷理化協力会】
12月例会を「田じま」で開催
理化学硝子製品、硝子素材の総合問屋である関谷理化(社長=関谷幸樹氏、東京都中央区)と協力メーカーで組織する関谷理化協力会(会長=富山裕明・富山科学工業社長)は12月19日㈭午後6時から、東京・扇橋の「肉の田じま」で例会を開催した。
開会にあたり、関谷社長は「今年は衆議院議員選挙やアメリカ大統領選挙などがあり、色々な動き、変化が多すぎて来年がどんな年になるか想像するのも難しい状況になっている。ただ、来年は金利が上がることが予測されている。金利が上がると物価も上昇するので、きっちり収益を上げて従業員含めて還元していければと考えている」と述べた。
また「個人的にはインバウンド需要は続いていくと思っており、その辺で収益を上げる仕組み作りをしていきたい。理化学硝子の素材と硝子職人の技術を融合することで新しい商品を生み出せればと考えている」と述べ、協力を呼びかけた。
このあと、富山会長のあいさつ。AGCテクノグラスの前納哲也コンシューマ本部グループリーダーが『乾杯』の発声を行い開宴した。
参加者らは焼肉を食べながら杯を重ね、理化学硝子業界の景気動向などについて情報交換を行いながら親交を深めた。ひとときの歓談のあと、碇谷康治副会長の『三本締め』で閉会となった。