「勇気ある経営大賞」受賞【オカダ医材】
卸売業から製造開発への挑戦を評価
東京商工会議所(会頭=小林健氏)は、第21回「勇気ある経営大賞」の受賞企業を発表した。今回、応募総数56件の中からオカダ医材(会長=岡田典久氏、東京都文京区)が「優秀賞」を受賞した。
勇気ある経営大賞は従来の慣習にとらわれず、常識を打ち破る挑戦を行い、高い壁に立ち向かい、高い理想の追求を行うなど、勇気ある挑戦をしている中小企業やグループを顕彰している。
オカダ医材は、歯科医のアイデアを実現すべく、卸売業から製造開発に挑戦し、歯科矯正医療器具「i―station α」を開発したことが評価され、今回の受賞となった。
開発したi―station αは「2~4本のスクリューで強固なアンカーとマルチフォースシステムを実現する」をコンセプトにした歯科矯正用アンカースクリュー。2~4本のスクリューと、その上に置かれるアバットメントとフォースシステムを司る上部構造、そしてそれらを固定する留具で構成されている。