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林大会長が「大会長講演」【第99回日本医療機器学会大会】

「医療と技術の融合をマネジメントで支えDXで加速したい!」

林大会長

第99回日本医療機器学会大会で林正晃大会長は6月21日午前11時20分から、第一会場で「医療と技術の融合をマネジメントで支えDXで加速したい!」をテーマに「大会長講演」を行った。

林大会長は今学会のテーマに言及して「医療と技術は当学会のメイン領域だと思う。マネジメントに関しては病院と企業で行われているマネジメントは違うので、それを今大会ではテーブルに上げ色々なお話を聞いて刺激を受けられればとの思いからテーマに加えた。DXについては全てのプロセスを加速するものだと考えている」との思いを語った。

さらに「マネジメントの基本としては外部環境(①人口減少②高齢社会)を考慮することが大前提となる。また、医療と技術の融合やマネジメント、DXについて考えていくと『人』に行き着く。人材獲得、人材育成が重要になる」との考えを示した。

若い人へのメッセージとしては「私は大学時代に論文を書き、査読を受け、学会で発表したことが今につながっている。現在でも学術大会などで論文を書いて発表する機会があり、そこで多くの先生方の話が聞け、人脈ができ非常に価値のあるものになっている。この経験が私の企業活動と業界活動の現場で活かされている。辛いことも多々あったが、やったことは無駄にならない」と次世代へエールを贈った。