『第73回通常総会』開催【東京硝子製品協同組合】
「事業計画」「予算」「新役員」など決定
東京硝子製品協同組合(理事長=縣直紀氏)は、5月29日㈬午後5時から、東京・西浅草の浅草ビューホテルで「第73回通常総会」を開催した。総会では令和6年度事業計画・予算を決議後、組合員企業の従業員を対象とした「優良従業員表彰式」を行い、その長年の努力に敬意を表した。
総会は司会の星野曜一事務局長が「出席25名、委任状提出13名、書面議決書提出13名の計51名で組合員総数63名の過半数を超えている」と総会の成立を告げ、開会した。
これを受け、あいさつに立った縣理事長は昨年度の組合活動を振り返り「昨年度は新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことを受け、5月に当組合の設立70周年記念式典を開催し、70名余りにご参加いただき、無事に執り行うことができた。また、昨年度は飲食をともなう部会を再開し、11月に3部会合同の懇親イベントを開催できた」とコロナ禍以前のような対面での組合活動が復活できたことを報告した。
その一方で「2年連続で脱退社が出ており組合員数が減少している。今後、組合80周年記念を目指すにあたり、組合の在り方を見直し、組合が維持できる体制を構築していくタイミングにきていると思う。組合員の皆さまを取り巻く事業環境は厳しい状況ですが、皆さまのご支援をいただきながら、令和6年度の組合活動を行っていきたい」とし、組合事業への協力を求めた。
このあと、縣理事長を議長に議案の審議を行い、令和5年度事業・決算・監査報告、令和6年度事業計画・予算、理事・監事改選などを原案通り承認、可決した。
このうち、令和6年度事業計画では、▽各種硝子製品の共同購買の実施▽組合員の取り扱う各種硝子製品の共同運送の実施▽販売促進を目的に共同見本市の開催▽組合ホームページの充実▽個人情報保護体制認定制度(TOGAPS)の運用▽中小企業倒産防止共済事業の受託業務▽福利厚生事業▽組合員に向けた各種保険サービスの充実▽組合員同士のレクリエーション活動――などの事業実施を決議した。
また、理事・監事改選は推薦により、令和6年度の役員を決定した。(下記参照)
総会終了後は「2024年優良従業員表彰式」を挙行した。表彰者は次の通り。(敬称略、社名五十音順)
【勤続15年表彰】
▽平野香菜(小林硝子)▽島田裕子(マルエイ)▽鈴木翔・伊藤尚(ヤマトマテリアル)
【勤続7年表彰】
▽笠井基嗣・柴田妃香莉(小林硝子)▽鈴木直人・藤田憲生・吉田聡子(東京硝子器械)▽齊藤有美(日本精工硝子)▽内藤次雄・白鳥悟(ヤマトマテリアル)
東京硝子製品協同組合
令和6年度役員
⦿理事長
縣 直紀(マルエイ)=総括
⦿副理事長
関谷 幸樹(関谷理化)=医理化部会長
吉沼 隆秀(吉沼硝子)=食器部会長
山田 雅昭(ヤマダアトマイザー)=びん部会長
⦿理事
岡田 淳(小林商店)=医理化副部会長
木村 亮(木村理化硝子)=医理化副部会長
杉山 竜介(スギヤマゲン)
難波 康一(東京硝子器械)
富山 裕明(富山科学工業)
長嶋 博勝(長嶋製作所)
森川 智(ヤマト科学)
廣田 達朗(廣田硝子)=食器副部会長
水崎 勝弘(水崎硝子)=食器副部会長
青山 友一(青山硝子)
木村祐太郎(木村硝子店)
東 知朗(東洋佐々木ガラス)
二宮 康通(二ノ宮クリスタル)
中村 哲雄(ボブクラフト)
平塚三喜男(千代田硝子)=びん副部会長
籠谷 哲勢(八千代硝子)=びん副部会長
中島 一興(中島勉作商店)
小林 幸司(小林硝子)
田村 章(東京硝子)
根本 雅司(富硝子)
宮地 潤(宮地商店)
村松 征則(村松王冠製作所)
吉田 眞子(吉田硝子)
⦿監事
珠玖 輝男(矢沢科学)
村松 基安(エムタカ)
堀内 健二(堀内硝子)
⦿相談役
関谷 幸弘(関谷理化)
木村 武史(木村硝子店)