病院の業務効率化を支援【パラマウントベッド、フロンティア・フィールド】
「スマートベッドシステム」と「日病モバイル」連携
パラマウントベッド(社長=木村友彦氏、東京都江東区)は、提供する各種情報機器をつなぎ見守りができる「スマートベッドシステム」と、フロンティア・フィールド(社長=佐藤康行氏、東京都港区)が開発・提供する医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」との連携を6月1日から開始する。
スマートベッドシステムは各センサーから得られた睡眠・覚醒、呼吸数、心拍数など様々な情報を集約し、ベッドサイドやスタッフステーションの端末に表示するほか、電子カルテなどの医療情報システムや各種測定機器と連携して患者情報を一元管理し、医療従事者の記録業務の負担を軽減する。
パラマウントベッドは2023年5月からフロンティア・フィールドに出資しており、今回、日病モバイルとスマートベッドシステムを連携し、大阪たつみリハビリテーション病院(大阪市)に納入する。
連携により、看護師がベッドサイドやスタッフステーションに常駐することなく、日病モバイル端末で患者のベッド上の動きや生体情報などを確認でき、情報共有やケアの効率化を実現し、医師の働き方改革を支援する。