「創立112 周年記念誌」発刊【日医機協】
東日本大震災からコロナ禍の今に
日本医療機器協会(理事長=中島孝夫氏、日医機協)は、1911年の創立以来、今年で112周年を迎えたことを記念して、創立112周年記念誌「日医機協112年の歩み―東日本大震災からコロナ禍の今に―」(A4判138頁)を発刊した。
日医機協では新型コロナウイルス感染症の影響を受け、110年式典を2年延期して、今年5月の通常総会時に112周年式典を開催した。今回、112周年記念事業の一環として、記念誌を発刊した。
112周年記念誌は第1部に100周年までの足跡(ダイジェスト)、第2部に100周年から112周年への道のり、第3部に資料集(略年表など)を掲載している。
巻頭言で中島理事長は「日医機協は業界最古の団体で、2011年には東日本大震災の万難を排して、同年10月に創立100周年記念行事を盛大に開催し、併せて『百年史』を刊行しました。そして次の100年を目指し、東京医療機器協会から現在の日本医療機器協会に名称を変更しました」と歴史を振り返っている。
また、未来を見据えては「日医機協の最大の誇りは歴史であり、先人たちが築いた伝統を守りながら継続し、さらに時代に合わせて進化しようとしていることです。会員企業を大事にし、さらに100年、200年と存続することが大切だと考えます。次の10年を目標に、会員企業にとって有益な団体を目指していきたいと思います」と書いている。