働く更年期女性の睡眠支援【パラマウントベッド】
経産省「実証事業」の補助事業者に採択
パラマウントベッド(社長=木村友彦氏、東京都江東区)は、経済産業省の令和5年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者に採択された。陽と人(社長=小林味愛氏、福島県伊達郡国見町)と協業し「働く更年期女性の不調改善と職場での男性のサポート体制構築実証事業」を令和6年3月まで実施する。
実証事業では、更年期症状や閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)の症状を抱える働く女性を対象に、具体的な症状や悩みの調査、睡眠時の状態の把握、分析を行う。
睡眠時の状態は同社の睡眠計測センサーを使用し、睡眠状態・呼吸・心拍のデータを収集する。調査内容と収集データに加え、産婦人科医やメノポーズカウンセラー(更年期女性へアドバイスを行えるカウンセラー)などの専門家のほか、同社の「パラマウントベッド睡眠研究所」の知見を集約、分析して、改善プログラムを作成する。
個々のニーズにあった改善プログラムを提供することで、当該症状によって影響を受ける睡眠の質の改善と、仕事のパフォーマンスの改善を当事者が実感するとともに、男性をはじめとする同僚や周囲の関係者の意識・行動変容にいかにつながるかを実証していく。