技術・製品

立ち座りをサポート【パラマウントベッド】

電動リフトアップチェア「Lifmia(リフミア)」

電動リフトアップチェアを開発・発売

パラマウントベッド(社長=木村友彦氏、東京都江東区)は、電動リフトアップチェア「Lifmia(リフミア)」を発売した。リフミアはケアが必要になり介護ベッドを使用していても、日中は寝室を出て安楽に座れる工夫を施している。

電動リフトアップチェアは座面を上下させて立ち座りをサポートする福祉用具。介護ベッドから離れた後、リビングなどで長い時間過ごせる製品を目指して開発した。

立ち上がり時は、ほぼ水平に座面が上昇し滑り落ちを予防する

最大の特徴は安楽な姿勢になるように工夫した背もたれと座面にある。背もたれは、よりかかりやすいように後方に傾斜(115度)させ、腕が動かしやすいように、肩甲骨の下までの高さに設計されている。

座面は後傾(12度)させて、臀部がずれにくく姿勢が安定しやすい構造とした。アームレスト下部にあるスイッチを握ると、座面が40.5cmから56cmまで上昇し、自分での立ち座りをサポートする。上昇した時の座面はほぼ水平で、滑り落ちも予防する。

やわらかい色味の天然木と淡いグレー色の生地を使用し、通常使う家具に合わせやすいデザインとした。