高階理事長の再任決定【日本医療機器学会】
大会期間中に「定時総会」を開催
日本医療機器学会(理事長=高階雅紀氏、東京都文京区)は、第98回日本医療機器学会大会期間中の6月29日㈭午後4時30分から、大会隣接のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで「2023年度定時総会」を開催した。
総会は司会の岩田誠事務局長が「代議員総数112名中、出席54名、議決権行使書提出52名」と総会成立を告げ、高階理事長が議長となり議案の審議に移った。
2022年度決算を福田修一財務委員長、監査報告を本田宏志監事、2023・24年度選出役員と定款一部変更を高階理事長が、それぞれ報告、説明を行い、全件とも原案通り承認、可決した。
このうち、2023・24年度選出役員(下記参照)では、大半の役員が留任となる理事・監事候補が発表され、了承された。新理事らは総会終了後に理事会を開き、高階理事長と林正晃副理事長の再任を決定した。
また、総会では報告事項として、2022年度事業報告を高階理事長、2023年度事業計画を各委員長、同損益予算を福田財務委員長が、それぞれ報告した。
次期大会長に林正晃氏
来年6月にパシフィコ横浜で
2023年度事業計画の中で、次期の第99回大会は林正晃副理事長(第一医科社長)を大会長に2024年6月20日㈭~22日㈯の3日間を会期にパシフィコ横浜で、次々期の第100回大会は加藤伸彦理事(北海道情報大学医療情報学部准教授)を大会長に2025年6月12日㈭~14日㈯の3日間を会期にパシフィコ横浜で、それぞれ開催することが発表された。
これを受けて、林次期大会長は「〝医療〟という言葉は〝ヘルスケア〟という言葉で使われることが多くなり、医療機器についても単純に機器だけでなく、システムやサービスなどを包括的に〝テクノロジー〟として捉えることが多くなってきている。そこで次期大会ではヘルスケアとテクノロジーについて考える大会にしていきたい」と述べ、次期大会への支援を呼びかけた。
日本医療機器学会2023・2024年度役員
■理 事 長
高階 雅紀(大阪大学医学部附属病院病院教授)
■副理事長
林 正晃(第一医科代表取締役社長)
■理 事
青木 郁香(日本臨床工学技士会専務理事)
東 竜一郎(サクラ精機代表取締役社長)
市橋 友子(聖路加国際病院中央滅菌課)
植竹 茂(ケイセイ医科工業代表取締役社長)
臼杵 尚志(香川大学医学部地域医療再生医学講座客員教授)
江島 豊(東北大学病院手術部副部長)
加藤 伸彦(北海道情報大学医療情報学部准教授)
川本 武(川本産業特別顧問)
久保田英雄(東京医科歯科大学医学部附属病院材料部部長)
小西 賢三(小西医療器代表取締役会長)
住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部部長・准教授)
中島 章夫(杏林大学保健学部臨床工学科教授)
中野 壮陛(医療機器センター専務理事)
長瀬 清(岐阜大学医学部附属病院手術部副部長)
根本 裕司(ミズホ代表取締役社長)
深柄 和彦(東京大学医学部附属病院手術部教授)
福田 修一(フクダ電子取締役)
松原 一郎(アトムメディカル代表取締役社長)
南 正人(市立芦屋病院病院長)
美代 賢吾(国立国際医療研究センター医療情報基盤センターセンター長)
根木 潤(日本光電工業荻野記念研究所所長)
安原 洋(日本医療福祉設備協会会長)
山浦 健(九州大学大学院医学研究院麻酔・蘇生学分野教授)
■監 事
新 秀直(東京大学医学部附属病院企画経営部副部長)
本田 宏志(ニチオン代表取締役社長)