総会で活動推進計画を決定【日本看護用品協会】
看護フェアなどで展示会開催へ
日本看護用品協会(理事長=岡田典久氏、東京都文京区)は、7月26日㈬午後5時30分から、東京・台東区の東天紅で「令和4年度定時総会」を開催した。総会では令和5年度事業計画と、それにともなう同予算を決定した。
総会は司会の大月雅彦理事が「会員総数40社中、出席21社、委任状提出による出席15社」と総会の成立を報告し、開会した。
ここで、あいさつに立った岡田理事長は「コロナ禍での厳しい制限も徐々に解除されつつあり、昨年から総会も対面で開くことができ、このように皆さまとお会いできることを本当にうれしく思う。一方で今年の看護フェアは見送りとなり、まだ以前のように活動ができるまでには戻ってない状況である」と総会参加者に感謝の気持ちを表しつつ、新型コロナウイルス感染症の影響で、まだ協会活動が制限されていることを懸念した。
日本看護協会の新会長に高橋弘枝氏が就任したことに言及しては「日本看護協会とは看護フェアなどで関わりもあるので、このたび当協会会員でもある三田理化工業の千種社長のご紹介により、千種社長と泉理事、私の3人で高橋会長を表敬訪問してきた。高橋会長からは『貴団体とは今後も良い関係を築いていきたい。また、来年の看護フェアは開催できるのではないか』と前向きなお言葉をいただいた」と報告した。
さらに「われわれから高橋会長へは『看護に携わる企業の団体として、何かお手伝いできることがあるのではないか』とお話しさせていただいた。今後は以前からお世話になっている東京都看護協会とともに、日本看護協会とも連携してパートナーシップを築いていきたい」と述べた。
このあと、岡田理事長が議長となり、議案の審議を行った。報告事項の令和4年度活動・会計・会計監査報告と、審議事項の令和5年度活動推進計画・会則の変更・会計予算を、それぞれ担当役員が報告、説明を行い、全議案とも原案通り承認された。
このうち、令和5年度活動推進計画(下記参照)では、重点事業の併設展示会事業や、看護・医療用品資料集の制作・配布を中心に各種事業の推進を決定した。
また、会則の変更では、今まで手渡ししていた看護・医療用品資料集を、コロナ禍の影響で発送に切り替えたことや、さまざまな費用が値上がりしたことを踏まえ、年会費を5万円から6万円に変更した。
日本看護用品協会『令和5年度活動推進計画』
①理事会、総会などの開催
②会員名簿の発行(ホームページに掲載)
③日本看護協会発行の「協会ニュース」を会員各社に送付
④ホームページの充実、強化
⑤「看護・医療用品」資料集2024年版を制作し展示会などで配布
⑥展示会の開催(▷日本看護協会通常総会併設「看護フェア2024」:令和6年6月予定、▷第37回日本手術看護学会年次大会:令和5年10月27~28日、福岡国際会議場)
⑦協会パンフレットの作成
⑧研修会の開催
⑨会員同士の親睦会の開催