売上目標額を年間41億円に設定【杏友医療機器協同組合】
令和5年度通常総会で種田理事長を再選
杏友医療機器協同組合(理事長=種田光利氏、東京都文京区)は、5月27日㈯午後4時から、東京・台東区の上野精養軒で「令和5年度通常総会」を開催した。総会では組合重点事業の医療機器の共同購買事業の売上目標額を年間41億円に設定した。また、任期満了にともなう役員改選では種田理事長が再選した。
総会の開会にあたり種田理事長は「第52回総会ということで粛々と議案審議を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします」とあいさつした。
ここで、司会の大橋透専務理事が「組合員総数38名、出席21名、委任状提出8名」と総会の成立を告げ、種田理事長を議長に、議案の審議に入った。
議案は令和4年度事業・決算報告、令和5年度事業計画案・収支予算案などを担当役員が報告、説明を行い、原案通り承認、可決した。
このうち、令和5年度事業計画では組合重点事業である組合員が需要する医療機器・装置、医療消耗品の全需要量の25%を組合員から委託を受け組合が購入する共同購買事業の目標を年間41億円に設定したほか、▽講習会、研修会の開催▽広報誌の毎月発行▽組合員への情報提供をEメール・FAXでタイムリーに行う▽組合ホームページで常に最新情報を発信し組合員の利便性向上や新規組合員の加入を促進する▽福利厚生事業の実施▽組合職員の定期的な健康診断を実施▽理事会、委員会の開催――などの事業を決定した。
このあと、役員改選の選挙が行われ、新理事7名と新監事2名を選出した。新理事らは別室で第1回理事会を開き、互選により、種田理事長の続投を決定した。また後日、理事会を開き、副理事長に荒井均、行方誠の両氏、専務理事に大橋透氏が、それぞれ再任した。
再選した種田理事長は総会終了後の懇親会であいさつに立ち「今期も理事長を引き受けました。現在の組合会館は老朽化が進んでおり、移転や建て替えなど色々と検討しているところです。今後は新理事の方々と協力しながら検討していきたい」と述べ、組合運営への理解と協力を呼びかけた。
杏友医療機器協同組合 令和5・6年度役員(敬称略、五十音順)
■理事長
種田光利(種田医科器械)
■副理事長
荒井均(三和医科器械店)
行方誠(京葉新和)
■専務理事
大橋透(アサヒ医療)
■理 事
西方温(いわしや西方医科器械)
古関一成(三誠メディカル)
松尾公裕(マツオメディカル)
■監 事
池田晋一(エー・エム・アイ)
土井政義(志賀器械)