医理化硝子業界

「第71回全国大会」開催へ【日本理化学硝子機器工業会】

九州支部担当で6月11~12日、大分県日田温泉で

「令和4年度冬季理事会」での審議の様子

全国の理化学硝子専門メーカーで組織する日本理化学硝子機器工業会(会長=中村剛氏、東京都墨田区、NRGK)は3月4日㈯午後2時から、東京・墨田区の国際ファッションセンタービル会議室で「令和4年度冬季理事会」を開催した。6月11日㈰~12日㈪の日程で、大分県の日田温泉で予定している「第71回全国大会」の開催要項が発表され、承認された。

中村会長

理事会は竹内信夫専務理事の司会で進行した。冒頭、あいさつした中村会長は「NRGKは全国各地の硝子加工会社の集まりです。私は個人的に欧米の硝子加工会社で組織する団体のシンポジウムなどに参加していますが、その席で、日本にも同じような団体(NRGK)があることを、誇らしく話をさせていただいている。これも会員の皆さまのご尽力、ご努力あってのことだと思います」と述べ、NRGK事業への会員各位の理解と協力に対して感謝の意を表した。

このあと、各支部長があいさつのあと、中村会長が議長となり、議事録署名人に寺田卓理事と中田俊郎監事を指名し、議案の審議に入った。

議事は▽第70回全国大会終了報告▽第71回全国大会の開催要項▽第72回全国大会の開催要項▽令和4年度事業・決算報告▽令和5年度事業計画・予算▽次期理事会開催の件▽役員・名簿確認▽各地の景況など情報交換――の8件。各議事とも担当役員が報告、説明を行い、原案通り承認、可決した。

このうち、第71回全国大会の開催要項(下記参照)では担当の中国・九州支部の濱地信支部長が、71回大会を6月11日㈰に大分県の日田温泉「亀山亭ホテル」で定時総会や講演会を行い、翌12日㈪に日田市豆田町散策や、いいちこ日田蒸留所などを見学するなどの大会の要項を発表した。

また、次々期の第72回全国大会は、担当の京都支部の中村延一支部長が令和6年10月12日㈯~13日㈰の両日、京都ホテルオークラで開催することを発表した。

次期理事会開催については、9月2日㈯に今回と同じく国際ファッションセンター会議室で開催することを決定した。

役員・名簿確認では現在、財務理事と監事がそれぞれ1名体制のため、新財務理事に遠藤隆之氏、新監事に碇谷康治氏を推薦。それぞれ2名体制とした。

「第71回全国大会」の開催概要
◆会期=2023年6月11日㈰~12日㈪
◆会場=亀山亭ホテル(大分県日田市隅1―3―10)
◆第1日目(6月11日㈰)
▽13:30~理事会
▽14:00~受付
▽14:30~総会
▽15:30~講演会第1部「日田の鵜飼いついて」、第2部「イギリス・ドイツ硝子加工団体シンポジウムの参加報告会」
▽16:30~大会旗申し送り
▽16:45~記念撮影
▽18:30~懇親会
◆第2日目(6月12日㈪)
▽9:00~出発(バス移動)
▽9:10~日田市豆田町散策(クンチョウ酒造見学)
▽10:00~いいちこ日田蒸留所見学
▽11:30~キリンビール福岡工場(昼食)
▽14:30~福岡空港にて解散
▽14:50~博多駅にて解散