「令和5年度定時総会」開催【日本鋼製医科器械同業組合】
事業計画・収支予算を打ち出す
鉗子やハサミ、ピンセットなどの手術器械の製造業者で組織する日本鋼製医科器械同業組合(理事長=荒井豪氏、東京都文京区)は、2月8日㈬午後4時から、東京都台東区の浅草ビューホテルで「令和5年度(第86回)定時総会」を開催した。令和5年度事業計画と、それにともなう収支予算を打ち出した。
総会は司会の石田監事が「組合員総数53社中、出席17社、委任状提出34社、欠席1社」と総会成立を告げ、開会した。
これを受け、あいさつした荒井理事長は、厳しさが増す業界環境を憂慮し、組合員の団結を呼びかけ、組合事業への理解と協力を求めた。
このあと、荒井理事長を議長に議事審議に移り、令和4年度事業報告のうち、総務関係を丸橋理事、その他を久保事務局長、機関誌「鋼製ニュース」関連を勝田理事、厚生関係を島田理事、研究関係を飯田理事が行い、各部会を各部会長がそれぞれ報告し、承認された。
次いで、令和4年度収支決算報告を田辺理事、共助会報告を荒井共助会委員長、監査報告を石田監事が行い、令和5年度事業計画(下記参照)を田中副理事長、収支予算を田辺理事が行い、全議事とも承認、可決した。
日本鋼製医科器械同業組合「新年度事業計画」
①薬機法への組合員の理解を深めるため周知徹底を行い情報提供する。
②機関誌「鋼製ニュース」を発行し、組合員相互の意思疎通に寄与する。
③医療機器の製造販売業、修理業の許可申請や製造業の登録手続きを必要に応じて支援する。
④製品の安全性、有効性、信頼性に関する研究・技術の向上に努める。
⑤関係官庁、関連団体からの通達・通知の周知徹底を行う。
⑥厚生部・研究部による企画・立案を積極的に展開し、組合員相互の親睦の向上に努める。
⑦組合の事業活動をホームページに掲載し、組合員間の情報共有化を図る。
⑧医療機器バーコード表示の課題に対応し、組合員への情報提供、啓もう活動に努める。