医理化硝子業界

「令和5年新年会」を開催【東京理化学硝子器械工業協同組合】

「令和5年新年会」には会員ら40名が参加した

新年会には組合員ら40名が参加

東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=池田高樹氏)は、1月20日㈮午後5時30分から、東京・丸の内の東天紅で「令和5年新年会」を開催した。新年会には来賓を含め40人が参加し、3年ぶりに対面で新年のあいさつを交わし合った。

新年会は司会の寺田卓理事に紹介され、池田理事長があいさつに立ち「コロナ禍も4年目となり、今日のニュースでは新型コロナウイルス感染症が第5類に移行されるのではないか、と報道されていた。5類に移行すれば世の中は経済的にもだいぶ元の状態に戻るのではないかと思う。また、ロシアのウクライナ侵攻により、われわれに関係する材料費や運送費、エネルギー費も高騰しているほか、防衛費増強にともなう増税もいわれており、大変な時代になっている」と昨年の国内外情勢を回顧し、厳しさが続く業界環境を憂慮した。

また、昨年の組合の出来事を振り返り「事務局員から年内に辞職したいとの申し出があり、新しい方との交代をどうしたらいいかなど、三役や理事の方々と相談しながら決め、幸い良い方と巡り合い、事務局に迎え入れることができた」とし、新しい事務局長の村上氏を紹介した。

組合員数が減少していることに言及しては「業界としては組合員事業社に雇用者が増え、硝子に携わる人が多くなれば、業界としも盛り上がっていくのではないかと思う。そのためには雇用関係や作業環境を整備していく必要がある。組合としても対応できることは取り組んでいきたい」と述べ、業界発展に向け組合事業への理解と協力を求めた。

次いで、来賓を代表して、AGCテクノグラスの戸田広司主任とコイケ酸商の枝川節夫常務が祝辞を述べたあと、ハリオサイエンスの河村昌弘常務が〝乾杯〟の音頭を取り、開宴した。

宴席途中には同組合の委員会(技術振興、業務、財務、福利厚生、ガラス市実行、全国、広報、教育研修、大硝会、青硝会)の各委員長が登壇し、事業報告と今年の活動方針を説明した。

ひとときの歓談のあと、関谷理化の関谷幸樹社長の〝中締め〟で散会となった。