小型吸引器2機種を新発売ーブルークロス
ダブルヘッドポンプで強力な吸引力を実現
ブルークロス株式会社(社長=上野晴夫氏、東京都文京区、☎03―3815―2220)は、エマジン小型吸引器EPシリーズとして「EP―1200W」と「EP―1200S」の2機種を新たに開発し、販売を開始した。新製品は『強力・安全+排液をこぼさない』をコンセプトに開発され、強力なダブルヘッド(W)ポンプを搭載し強力な吸引力を実現した。
EP―1200Wは新開発のダブルヘッドポンプにより強力な吸引力を可能にし、粘性の強い液物の吸引も容易にできる。ボトルバケットは患者や周辺環境を考慮して排液が目立ちにくいデザインを採用した。
手提げ式ハンドル付きの吸引ボトルはシンプルで使いやく、キャップを付けたまま持ち運びができるので、移動時の排液こぼれによる感染リスクを軽減した。キャップはワンタッチ式で脱着ができ、広口の吸引ボトルなので洗いやすく衛生的に使用することができる。
安全性に関しては新開発のフロート弁とフィルタ内蔵コネクタにより、本体への流入防止機能が強化された。
操作性に優れた吸引圧調整ダイヤルにより、任意の吸引圧が容易に設定できるようになった。ACアダプタ不要のコードリール式なので、コンセント周りがスッキリして楽に持ち運びができる。電源スイッチは防滴構造となっている。
サイズは幅460×高さ156×奥行270㍉㍍。質量は5・8㌔㌘。付属品として吸引ボトル一式、ハンドル一式、補助ボトル一式、カテーテル差し、吸引チューブ(1・5㍍)が付いてくる。EP―1200Wの価格は5万9000円(税別)。
一方、EP―1200Sは立ち上がりの速さや、使いやすさを重視した小型吸引器のスタンダードタイプとなる。上位機種のEP―1200Wと同じ機能としては、排液が目立ちにくいデザインのボトルバケットや、シンプルな手提げ式ハンドル付き吸引ボトル、ACアダプタ不要のコードリール式、電源スイッチの防滴構造――などを採用し、使い勝手がよい。
サイズは幅460×高さ156×奥行270㍉㍍。質量は4・8㌔㌘。付属品として吸引ボトル一式、ハンドル一式、補助ボトル一式、カテーテル差し、吸引チューブ(1・5㍍)が付いてくる。EP―1200Sの価格は4万8000円(税別)。