企業活動

「世界早産児デー」コンテンツ追加【アトムメディカル】

Webサイト「はじめてのNICU」

アトムメディカル(社長=松原一郎氏、東京都文京区)は、11月17日の世界早産児デーに向け、同社が運営するWebサイト「はじめてのNICU」に、世界早産児デーに関するコンテンツを追加した。さらに、NICUに入院中の赤ちゃんや卒業した赤ちゃん、その家族、医療従事者に向けたメッセージを募集するキャンペーンを開始した。

「はじめてのNICU」(https : //www.nicu.jp/wpd/)は、小さく生まれた赤ちゃんの育児で悩む家族を対象とした医師監修の無料Webサイト。今回、追加されたコンテンツは、▽世界早産児デーの概要▽メッセージ募集▽日本各地のライトアップの取り組み▽NICU家族会のご案内▽シンボルマークのご紹介――など。

メッセージ募集のキャンペーンは、NICUに入院中の赤ちゃんや卒業した赤ちゃん、その家族に届けたいメッセージと、医療従事者に届けたいメッセージを募集(https : //forms. office. com /r/txsKF4Z46e)する。

2021年の国内出生数は81万1,604人(厚生労働省統計)で、6年連続で過去最少を更新した。一方、全出生数のうち早産の占める割合は近年5.7%程度で推移しており、19年は5.6%となっている。日本では20人に1人が早産で生まれているが、早産に対する認識や理解が低いことが課題となっている。

世界早産児デーについて
世界の早産における課題や負担に対する意識を高めることを目的に2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)と提携している家族会により制定された。早産児とは妊娠37週未満で生まれた赤ちゃんのことで、世界では10人に1人が早産で生まれている。世界早産児デーのシンボルカラーは多様性と思いやりを表す紫色で、各国で紫を基調とした装飾やライトアップなどが行われている。