企業活動

「第15回サクラ病理技術賞」を公募【サクラファインテックジャパン】

病理学的検査・技術に関する活動支援

病理検査機器・器材のトータルサプライヤーであるサクラファインテックジャパン(社長兼CEO=石塚悟氏、東京都中央区)は、来年で15回目となる「サクラ病理技術賞」の公募を開始する。募集期間は10月11日㈫~2023年1月13日㈮(当日消印有効)。公募の詳細は同社Webサイトを参照のこと。

サクラ病理技術賞は同社が2008年に創設した褒賞制度。病理学的検査・技術に関するさまざまな活動を支援することを目的に、病理技術者やその団体、研究者を対象として、学術研究のみならず地域活動や後進育成など幅広い活動の中から、特に優れた成果を挙げた病理関係者を表彰している。

第9回からは自薦による公募制度を導入したほか、第13回からは表彰対象を拡大し、ゲノム医療に代表される先進的治療や標準化による安全管理、AIなどの新しい技術導入についての成果や功績も対象とした。

選考に関しては全国大学病院病理部技術者連絡会内に設置された「サクラ病理技術賞選考機構」が選出した選考委員(非公開)による公正な審議を経て受賞者を決定する。

受賞記念講演会をWebで配信

また、前回の第14回サクラ病理技術賞に関しては、新型コロナウイルス感染症の感染状況に配慮して「受賞記念講演会」をオンラインで開催し、同社Webサイトからオンデマンド配信している。

なお、第14回サクラ病理技術賞の受賞者は次の通り。

第14回サクラ病理技術賞
▽雨宮健司(山梨県立中央病院ゲノム解析センター)
▽木下勇一(和歌山県立医科大学附属病院中央検査部病理診断部門)
新人賞
▽髙鳥光徳(琉球大学大学院医学研究科細胞病理学講座=当時)