「睡眠改善プログラム」開発【パラマウントベッド】
個別アドバイスで健康管理をサポート
パラマウントベッド(社長=木村友彦氏、東京都江東区)は、入眠時と起床時のそれぞれの睡眠状態に合わせて角度が自動で変化する電動ベッド「Active Sleep BED(アクティブ・スリープ・ベッド)」の専用アプリ向けに、個別のアドバイスで健康管理をサポートする「睡眠改善プログラム」を開発した。
これまで、専用アプリではベッドの角度操作だけでなく、呼吸や心拍などの体動を検知するセンサーで睡眠状態を把握し、毎日の睡眠時間、寝つき時間などの指標を分析し、睡眠スコアを表示して、ユーザーの睡眠状態を説明するコメントを提示してきたが、今回、開発した睡眠改善プログラムは、ユーザーごとの睡眠課題に合わせたアドバイスまでできるようになった。
睡眠改善プログラムは前週の睡眠と生活リズムのデータからユーザー別の課題に合わせて、改善のためのアドバイスを提示する。アドバイスとしては入眠事のベッド背角度の調整や、夜間の睡眠に影響を与えない生活習慣に関する内容(夕食後のカフェインを控える、就寝前に排尿するなど)がある。
ユーザーは週3回以上行えるアドバイスを選び、1週間実施。週ごとに前週の睡眠データを基にしたアドバイスが提示され、4週間継続する。プログラム終了後、実施前後を比較したレポートで、睡眠データの改善状況を把握できる。
ユーザーは睡眠に関する悩みをプログラム実施前後に回答することで、客観的なデータ分析だけでなく、改善した悩みに関しても確認できる。これにより、睡眠への意識を高め、行動変容を促し、健康管理を支援する。
今後は蓄積したデータを活用し、ユーザーの属性やベッド機能の使用履歴などの情報と合わせた提案ができるようプログラムを強化していく。