朝日インテックと独占販売契約【オリンパス】
独自ねじ形状の「内視鏡ダイレータ」上市
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オリンパス(社長兼CEO=竹内康雄氏、東京都新宿区)は、朝日インテック(社長=宮田昌彦氏、愛知県瀬戸市)との間で、胆膵領域の内視鏡治療で使用する朝日インテック社製内視鏡ダイレータ「Tornus ES(トルナスイーエス)」の国内での独占販売契約を締結し、販売を開始した。
内視鏡ダイレータは主に胆管や膵管の疾患により狭窄した部位の拡張を行うディスポーザブル処置具。トルナスESは朝日インテック独自の技術により、拡張部にねじ形状を採用。手元グリップの回転操作により、デバイス自体が推進し、押し込むことなく挿入できるので、安全で簡便な狭窄部位の拡張をサポートする。
シャフト部に柔軟で回転伝達性の高い金属コイルを採用し、手元の操作を先端まで確実に伝達でき、屈曲したルートの追従を支援する。
先端チップは円錐状に先細りしていくテーパー加工を施したことにより、ガイドワイヤとの段差が低減されスムーズな挿入に貢献する。