理事長に池田氏就任【東京理化学硝子器械工業協同組合】
「第61回通常総会」で事業計画など決定
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理化学用ガラス製品の製造業者で組織する東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=中村剛氏)は、5月27日(金)午後4時から、東京・墨田区の国際ファッションセンターで「第61回通常総会」を開催した。総会では任期満了に伴う役員改選で中村理事長が理事に退き、池田高樹副理事長が新理事長に就任した。
総会は寺田卓福利厚生委員の司会で進行。開会にあたり、あいさつした中村理事長は「新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていた当組合の創立60周年記念式典は昨年、1年遅れで開催し、成功裏に終わることができた。これも会員の皆さまのご支援の賜物です」と感謝の意を表明した。
今総会で理事長を退任することに言及しては「理事長を1期2年間務めさせていただきましたが、今期限りで退任させていただく。次の理事長に新理事会を託していきたい。これから私は組合を下から支えていきたい」と述べ、退任のあいさつとした。
このあと、松本ひろ子理事が「組合員総数44名中、出席19名、委任状提出19名」と総会の成立を宣言。司会が議長に古川雄次氏を指名し議案の審議に入った。
議案審議では、令和3年度事業報告を竹内信夫専務理事、同決算報告を関根与志和理事、監査報告を歌川英明監事、令和4年度事業計画を各委員会委員長、同予算を野村政之理事が、それぞれ報告、説明を行い、原案通り承認、可決した。そのほか、議案審議では借入金額の最高限度や、一組合員に対する貸付金額の最高限度、加入手数料、役員報酬、弔慰金規程、定款一部変更――なども合わせて原案通り承認、可決した。
このうち、令和4年度事業計画では、▽加工技術の研究開発、情報収集▽工場見学会、ガラス加工技術研修会の開催▽共同購買事業の充実▽組合員に対する貸付、リース業務▽総会、新年会などの開催▽すみだガラス市への参加出店▽広報誌の発行▽第70・71回全国大会への参加▽研修会、講習会の開催▽大硝会の開催▽青硝会の開催――などの事業推進を決議した。
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任期満了に伴う役員の改選は選挙により、新理事15名、新監事2名を選出した。ここで新理事らは別室で「第1回理事会」を開き、池田副理事長の理事長への昇格と、志賀秀吉理事の副理事長への昇格、竹内信夫専務理事の留任を決定した。
東京理化学硝子器械工業協同組合 令和4・5年度役員
●理 事 長
池田 高樹(池田硝子)
●副理事長
志賀 秀吉(タツミ理化)
●専務理事
竹内 信夫(竹内製作所)
●理 事
碇谷 康治(碇谷製作所)
歌川 英明(江戸川硝子工業所)
遠藤 隆之(フラット)
桐山 時男(桐山製作所)
佐野 正晃(上源理硝器)
寺田 卓(寺田製作所)
中村 剛(ナカムラ理化)
野村 政之(リケン科学製作所)
橋本 秀秋(東京製作所)
古川 雄次(古川理工)
舞原 利夫(マイハラ製作所)
八木原敏夫(八木原製作所)
●監 事
市川 悟(市川真空)
松本ひろ子(松本理科器製作所)
●相 談 役
池田 昭八(池田硝子)