健常眼との差異を色表示【ニコン】
自治医大VBと眼底カメラ用プログラム開発
ニコン(社長=馬立稔和氏、東京都港区)と自治医科大学発ベンチャーのDeepEyeVision(社長=髙橋秀徳氏、栃木県下野市)は、健常眼との差異を色表示するものとしては日本初のAIの一種であるディープラーニングを用いた眼底カメラ用プログラム「DeepEyeVision for RetinaStation」を共同開発し、DeepEyeVis ionが医療機器認証を取得した。
ニコンの子会社であるニコンソリューションズ(社長=園田晴久氏、東京都品川区)が販売する眼底撮影装置「RetinaStation」で撮影した眼底画像に対して、開発したプログラムをインストールしたパソコンで、AIが解析した健常眼との差異の色表示が可能となる。
医師が重点的に診察すべき関心領域を示唆することで、迅速な診断を支援する。開発にあたっては日本眼科AI学会の関連団体である一般社団法人Japan Ocular Imaging Registryの支援を受けている。