抗原検査出張サービス開始【富士フイルムメディカルほか】
JTB、プラタナスと協業
富士フイルムメディカル(社長=川原芳博氏、東京都港区)とJTB(社長=山北栄二郎氏、東京都品川区)、医療法人社団プラタナス(理事長=野間口聡氏、東京都世田谷区)の3者は協業し、新型コロナウイルスの抗原検査出張サービス事業を開始した。
抗原検査出張サービスの対象となるのは東京、神奈川、千葉、埼玉で経済活動と新型コロナウイルス感染症拡大防止の両立をめざす事業者。
協業で富士フイルムメディカルは独自の高感度検出技術「銀増幅イムノクロマト法」を応用し、少ないウイルス量での検出が可能な新型コロナウイルス抗原検査キットと感染症検査装置を提供。JTBは各種イベントの運営や企業の業務受託のノウハウを活かし、顧客事業者に感染対策として抗原検査出張サービスを紹介。プラタナスは同サービスの利用を希望する事業者と「抗原検査出張サービス契約」を結び、サービスの提供と検査業務を行う。
抗原検査出張サービスは事業者の希望する場所での利用が可能で、屋内のみならず、新型コロナウイルス抗原検査車を利用し、屋外に設営することもできる。抗原検査キットなどの医療資材、検査を行う医療従事者など検査に必要な環境をまとめて提供する。
抗原検査は検体採取後、試薬に検体を滴下してから約15分で結果が得られ、検査結果が陽性の際には速やかに検査結果が事業者に報告される。
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