洗浄作業効率が向上【富士フイルム】
内視鏡洗浄消毒機「ESR―110」上市
富士フイルムメディカル(社長=川原芳博氏)は、高水準消毒薬の過酢酸製剤「エスサイド消毒液6%」を用いた内視鏡洗浄消毒システムENDOSTREAMの1本タイプ内視鏡洗浄消毒機「ESR―110」を発売した。
ESR―110は装置前面にLEDインジケーターを配備し、各工程の進捗状況を視認しやすくなった。これにより、洗浄消毒作業時間の放置時間が短縮でき、内視鏡の洗浄消毒の作業効率が向上した。
トップカバーの開閉やスタート操作などのルーティン操作を、手を使わずに足元の操作のみで行うことができる。スイッチ類など手で触れる部分をメインパネルに集中させ、手で触れる部分と触れない部分を区別したゾーン別設計となっている。
また、過酢酸製剤(エスサイド消毒液6%)は装置で希釈した実用液を20度Cに加温して使用するが、冬場の朝など室温が20度Cを下回る時などは実用液の加温待ち時間が生じることがあるが、ESR―110には使用開始日時に合わせて予約できる「温調タイマー」を搭載しているので、温度調整に必要な待ち時間を減らすことができる。