技術・製品

自宅で簡単にSAS検査可能【フランスベッド】

睡眠時無呼吸症候群の検査サービス開始

検査機器の装着イメージ

フランスベッド(社長=池田茂氏、東京都新宿区)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがあるかどうかを自宅で簡単に検査できるスクリーニングサービスを開始した。

SASスクリーニングサービスは、WEBページ(https : //kaigo-takuhai. com / SHOP/200016066.html)から申し込むと自宅に検査キットが配送される。利用者は届いた腕時計ほどの大きさの検査機器を装着して就寝するだけなので、違和感も少なく気軽に自宅で検査ができる。

検査では睡眠中の酸素飽和度、脈拍数、体動を測定し、数日で検査結果を郵送で知らせる。医師の判定によりSASの疑いがある場合は、医療機関リストを同封し専門医の受診を提案する。

料金は機器レンタル代、機器返却時送料、医師の判定を含め3300円(税込)。

そのほか、同社はいびき対策用枕のお試しサービスを1月から開始した。いびき軽減対策として気道が確保されスムーズな呼吸を促す「横向き寝」をすすめており、通常の枕と比べて「横向き寝」を維持しやすい枕を複数用意。SASスクリーニングサービスの検査結果に合わせて選ぶことができ、購入前に試すことができる。

SASは気道の閉塞などが原因で睡眠中に何度も呼吸が止まる病気。症状としては激しい「いびき」や起床時の頭痛、日中の眠気、倦怠感などがある。運転中の眠気による交通事故や、循環器疾患や糖尿病などの合併症を引き起こすこともあり、放置しておくと危険な病気である。