日本の医療産業との協力強化へ【日本ウズベキスタン・シルクロード財団】
ヘルスケア部会の活動計画など発表
日本ウズベキスタン・シルクロード財団は、6月28日㈪午後6時から、東京・千代田区の帝国ホテルで「2021全体会合」を開催した。
会合では財団の各部会の活動状況や今後の計画などが発表された。このうち、ヘルスケア部会の松本謙一部会長(サクラグローバルホールディング会長)は20年度のヘルスケア部会の実績について、「20年6月にヘルスケア部会と、フィジロフ・ガイラト駐日ウズベキスタン共和国特命全権大使らと『19年12月のミルジヨエフ大統領の訪日についてのフォローアップ』の意見交換を実施。保健医療分野でのヘルスケア部会と駐日ウズベキスタン共和国大使館との連携強化の確認を行った」と述べた。
また、コロナ禍の影響で開催延期になっていたシルクロード・ビジネスセミナー(テーマ=新時代の日本とウズベキスタンのヘルスケア分野における国際交流ビジョン)を3月に開催したことにふれ「感染拡大防止に留意し、参加人数をしぼっての開催ではあったが、集会の形での貴重な会合となった」と振り返った。
そのほか、慶応義塾大学病院や東海大学、日本医療機器工業会、海外医療機器技術協力会などとのネットワーク強化を継続したことを報告した。
ヘルスケア部会の21年度の活動計画については「情報共有ができるプラットフォームを構築し、ニュースレターなどの発行を検討していきたい。また、日本のヘルスケア産業とウズベキスタンとの協力関係の強化や、両国の医療に関する国際交流の活性化に引き続き取り組んでいきたい。さらに、会員ネットワークの強化を継続し、ビジネスセミナーを開催していきたい」との計画を発表した。