操作性と安全性を強化【パラマウントベッド】
医療施設向けベッド「メーティスPROシリーズ」
パラマウントベッド(社長=木村友彦氏、東京都江東区)は、医療施設向け主力ベッド「メーティスPROシリーズ」のモデルチェンジを行い、操作性と安全性を向上させ、市場投入した。
メーティスPROシリーズは患者の離床促進、起き上がり時の身体のずれ・圧迫の軽減を目的とした座った姿勢になれる背上げ機構や、離床動作を検知するセンサーなどを搭載しているほか、軽量化やキャスター形状の工夫により搬送性に優れている。
今回のモデルチェンジでは、ベッドに搭載されるすべての機能を一元管理できる操作パネル「ベッドナビ」や、ベッドによるはさみこみを防止する機能を追加した。
ベッドナビは大型タッチパネルの採用により操作内容が確認しやすい。ベッドポジションの操作以外には、離床センサーや専用ケーブルでつないだ同社製の床ずれ防止エアマットレスの操作設定、見守り支援システムのデータ閲覧が可能になる。
はさみこみ防止機能は、ベッドが降下時に障害物を検知すると高さ調節モーターを自動反転させ、はさみ込みを防止する(特許出願中)。
さらに、利用者の最大体重はこれまでの138㌔㌘から153㌔㌘にアップし、より多くの患者に対応できるようになった。
価格はオープン。