「第60回通常総会」開催【東京理化学硝子器械工業協同組合】
令和3年事業計画・予算を打ち出す
東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=中村剛氏、東京都墨田区、TRGK)は、5月27日㈭午後5時30分から、国際ファッションセンタービル(東京都墨田区)で「第60回通常総会」を開催した。総会では令和3年度事業計画とそれにともなう収支予算を決定した。
総会は寺田卓福利厚生副委員長の司会で進行し、遠藤誉明福利厚生委員長の『開会あいさつ』で開会した。
リモート会議はコロナ後も活用
ここで、あいさつした中村理事長は「コロナ禍が始まって約1年が経過しました。昨年の今頃は正体のわからないコロナが怖くて何をやったらいいのか、何を恐れたらいいのか、わからない状況でした。そんな1年前に私は理事長を拝命して、わからない状況なりに模索しながら組合活動を行ってきた。その中で新たな活動もでき、特にZoomを利用したリモート会議は、遠方の方にも参加していただけるため、コロナ禍が終息した後も活用していきたい。また、色々と制限される中で、各委員会の活動も行っていただき感謝申し上げます」と述べた。
このあと、古川雄次監事が「組合員総数46名中、出席18名、委任状提出13名、計31名」と総会成立を宣言。志賀秀吉理事が議長となり、議案の審議に入った。
議事は①令和2年度事業報告②令和2年度決算報告③令和3年度事業計画・予算④借入金額の最高限度決定の件⑤1組合員に対する貸付金額の最高限度ならびに貸付手数料率決定の件⑥加入手数料決定の件⑦役員報酬決定の件⑧TRGK賛助会員規約の件⑨定款一部変更⑩定款変更認可申請の字句の一部修正委任の件⑪組合60周年記念式典の件⑫その他必要事項――の12件。
①の令和2年度事業報告を竹内信夫専務理事、②の令和2年度決算報告を関根与志和理事、監査報告を古川監事が、それぞれ報告、説明を行い承認された。
③の令和3年度事業計画では各委員会の事業計画について、舞原利夫技術振興委員長や碇谷康治業務委員長、関根与志和財務委員長、遠藤誉明福利厚生委員長、竹内信夫広報委員長・ガラス市実行委員長、橋本秀秋全国委員長、八木原敏夫教育研修委員長、TRGK大硝会(中村理事長)、松本純TRGK青硝会代表、中村剛60周年準備委員長――らが各委員会の事業計画の説明を行い、承認された。
11月13日に60周年式典を開催へ
事業計画のうち、第69回全国大会は中止となったが、総会のみ9月4日㈯に都内で開催する。第70回記念全国大会(仙台支部担当) は来年6月に山形県で開催する。また、組合60周年記念式典は11月13日㈯にパレスホテル東京で開催することを決めた。
そのほかの事業計画に関しては、コロナ禍で先の予測が困難なため、その都度、状況を判断して決定することになった。
次いで、事業計画にともなう予算を関根理事、④から⑦の議案を野村政之理事、⑧から⑫の議案を竹内専務理事が、それぞれ説明を行い、各議案とも原案通り承認、可決した。
このうち、TRGK賛助会員規約の件では年額6万円で賛助会員を募集することを決めた。賛助会員の特典としては各例会や技術講習会に参加が可能となる。その他の議案では組合員数の減少にともない理事の人数も減らすことを決議した。