感染対策分野製品をPR【サクラ精機】
「ホスペックスジャパン2020」に出展
サクラ精機(社長=東竜一郎氏、東京都中央区)は、第49回日本医療福祉設備学会に併設される医療・福祉施設のための設備・機器の総合展示会「HOSPEXJapan2020」(11月11日㈬~13日㈮、東京ビッグサイト)に出展する。
今回の展示では滅菌装置や洗浄装置などの器材再生処理分野での製品群に加え、感染対策分野のラインナップを紹介し、ヘルスケアへの貢献をめざす変わらぬ企業姿勢をアピールする。
展示製品としては汚染処理業務における新しいソリューションであるDDC Dolphin社製のディスポーザブルパルプ粉砕機・マセレーターシリーズから、処理能力が異なる「マセレーターUno」と「マセレーターUltima」の2機種を出展する。
マセレーターシリーズは、再生紙で作られた単回使用の便尿器などを汚物ごと粉砕、排水処理する装置。処理時間は最大2分間で、業務効率やランニングコストを節減する。また、フタの開閉はセンサーを用いたハンズフリー式で作業者の感染リスクを低減する。
器材再生処理分野製品では、滅菌装置関連としてサクラ高圧蒸気滅菌装置「FDV―M12W」や、STERIS社製過酸化水素ガス滅菌装置「AMSCO V―PRO maX」を出展する。
洗浄装置関連では超音波洗浄とジェット洗浄の両方式を兼ね備えた大型タイプのサクラ自動ジェット式超音波洗浄装置「WUSⅡ―4100DXW」と、WUSⅡ専用の「de Vinci Xi EndoWrist洗浄ホルダー」を出展する。
そのほか、新製品として、滅菌装置・洗浄装置の最大12台までの運転記録を一括管理するサクラCS運転記録装置「Σi―X」を展示し、同社の幅広いソリューションを紹介する。