オンラインで「定例会」開催【JMIAユースアップの会】
コロナ禍でのIT対応テーマに
寄稿 JMIAユースアップの会 副代表幹事・長谷川 亮(ハセガワメディカル)
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日本医療機器協会(日医機協)加盟企業の若手経営者や幹部社員らで組織するJMIAユースアップの会(代表幹事=岩田雅人氏)は、今年度最初となる定例会を9月24日㈭に開催した。
当日は10人の参加者で、新型コロナウイルス感染防止の観点からオンライン会議システム「Zoom」を使用し、当会幹事でもあり会員の㈱ユーワークス・船橋聡氏を講師に迎え、今必要とされる社内ITについて講演いただきました。
同社は東京都文京区湯島に本社を置くIT企業であり、我々のような医療機器を主として扱う企業の中では異業種的な企業です。
ITに関するニュースを聞かない日はない昨今、限られた人員やコストでITとどのように付き合っていけばよいか悩む人向けに、そんな企業の船橋氏からの目線で講演が行われました。
同社の紹介、業務内容の説明に続いて、同社が実際に使用するツールを具体的に紹介し、操作性や費用、セキュリティーといった観点からそれぞれの長所、短所が細かく説明されました。
同社には東京本社の他、茨城県つくば市とミャンマーに拠点があるのですが、昨今のコロナ禍で同社も在宅勤務が基本となる中、それらのツールを用いて各拠点の担当者同士の業務の遂行から意思疎通までスムーズにこなしているということでした。
講演後は参加者から同社の使用するITツールへの質問や、現在各会員企業が使っている同等のツールとの違い等について率直な意見交換が行われ、予定時間を少々オーバーし終了しました。
新型コロナウイルスの問題で、様々なところでこれまで常識とされてきた人と人の対面が前提といった慣習が崩れていっています。そのため、我々医療機器企業だけでなく、すべての日本企業は遅れていたITへの対応を急務にせざるを得なくなりました。
こうした環境の大変化であっても私たちは変化に対応しなければならず、そのためには㈱ユーワークスのようなITを専門とする企業と協力していくことが重要であると改めて感じました。