人工呼吸器「NKV―330」増産【日本光電グループ】
6か月間で1000台の供給めざす
日本光電グループは世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、人工呼吸器の需要が高まっていることを受け、同社の富岡生産センタ(群馬県富岡市)で人工呼吸器「NKV―330」の増産体制を構築する。
自動車メーカーなどのパートナー企業と協力するとともに、日本政府とも連携しながら今後、6か月間で1000台の供給をめざしていく。
NPPV(非侵襲的陽圧換気)を行う人工呼吸器NKV―330は、同社初の自社製人工呼吸器で、2019年度の発売以来、国内外の医療機関に販売している。
日本光電グループは医療機器メーカーとして、自社製品が新型コロナウイルスの収束に貢献できるよう全社一丸となり取り組むとともに、新型コロナウイルス対策に尽力している医療従事者を支援していく。