業界団体

「第48回日本医療福祉設備学会」開催へ【HEAJ】

11月20~21日 東京ビッグサイトで

「ホスペックスジャパン2019」を併設

日本医療福祉設備協会(会長=安原洋氏、HEAJ)は、11月20日㈬・21日㈭の両日、東京ビッグサイトで「第48回日本医療福祉設備学会」(学会長=石田信之・アイテック常務)を開催する。今回は『活力持続型社会にむけて進化・発展するヘルスケアエンジニアリング-高齢化、グローバル化へのハードとソフトの対応-』をテーマに、医療福祉設備のさまざまな課題解決に向け提案や討議を展開する。また、併設の病院・福祉設備機器の専門展示会「ホスペックスジャパン2019」は11月20日㈬~22日㈮までの3日間、東京ビッグサイト西展示棟1・2ホールで開催される。

第48回日本医療福祉設備学会ではシンポジウム9題、講演3題、HEAJ委員会企画4題、JAHMC(日本医業経営コンサルタント協会)共催セッション1題、ランチョンセミナー4題、HOSPEX Under30 3題、一般演題76題、サテライトセッション5題--が展開される。

このうち、シンポジウムでは①病院のBCP:水害・台風・地震②「アイランド型ステーション」と看護方式-これからのステーションの役割とは③狭隘な敷地における現地建替えの問題-その建築・構造・設備に関する工夫④新しい「病院設備設計のガイドライン(空調設備編)」に考慮すべき感染制御のポイント⑤助けを求めない人への支援-超高齢社会に潜む課題への挑戦⑥病院建設工事発注方式の現状⑦環境配慮型病院設備⑧北欧を中心とした海外から学ぶ高齢化への対応⑨手術室が動くには-安全で効率的な環境づくり--をテーマに行われる。

また、講演は黎明会の安部博史氏が『有床診療所を核とした医療・介護のネットワークの試み』、昭和大学の大嶽浩司氏が『日本初のeICU(遠隔集中治療システム)の導入について』をテーマに行うほか、「昨今の手術部門改修事例におけるトレンドと課題について」を主題に、エア・ウォーター防災の河尻浩司氏が『手術部改修計画の留意点と事例紹介及びその傾向』、セントラルユニの小林優子氏が『手術部門改修計画事例とその後の評価及び課題今後の展望について』、キヤノンメディカルシステムズの廣瀬聖史氏が『ハイブリッド手術システム-画像診断機器メーカーとして国内10年の経験』--の各テーマで講演を行う。

学会の参加費は非会員1万2000円(事前登録1万円)、会員1万円(同8000円)、学生1000円(同1000円)。