複数施設でカルテデータを閲覧可能に【Donuts】
クラウド型電子カルテ「クリアス」に新機能
Donuts(社長=西村啓成氏、東京都渋谷区)は、クリニック向けクラウド型電子カルテ「CLIUS(クリアス)」に、地域医療連携を見据え、複数施設でカルテデータを相互閲覧できる機能を追加した。
患者のカルテ画面から他のクリニックでの診察内容の閲覧が可能で、それぞれの施設での処方・検査結果・添付ファイル・病名を確認できる(同意を得た患者のみ共有される)。
例えば、Aクリニックのカルテを編集している間に、Bクリニックでのオーダー内容を確認できるほか、BクリニックのDo処方もAクリニックのカルテにワンクリックでDoできる。
医療機関ごとに管理設定できるWebサイトから、名寄せの設定追加や削除などが行える。将来的には電子カルテデータだけでなくさまざまな形の情報を医師や医療従事者、患者にとって、より良い形で利活用できるシステムを構築していく。
【CLIUS(クリアス)の概要】
医師の効率的なカルテ入力作業を実現し、患者と親密な診察時間を設けることができる電子カルテサービス。自動学習機能やレセプト分析サポートでクリニックの時間創出に貢献し、他の医療機関や周辺システムと連携しやすい設計となっている。