業界団体

アジア科学機器業界の発展へ【日本科学機器協会】

台湾、韓国、タイの科学機器団体が来日

「第18回ASIC」の参加者

日本科学機器協会(会長=矢澤英人氏、JSIA)は、「JASIS2019」の開催期間中、JASISの視察で来日した友好関係にある台湾、韓国、タイの科学機器団体と交流を図るため、9月4日㈬午前11時30分から、展示会場近くの東京ベイ幕張アパホテルで「第18回ASIC(Asia  Scientific  Instruments  Conference=アジア科学機器業界団体会議)を開催した。

来日した友好団体は台北市儀器商業同業公會と韓国科学機器工業協同組合、サイエンス・アンド・テクノロジー・トレード・アソシエーション(STTA=タイ)--の3団体。

ASICの開会にあたり、JSIAの下平克彦国際委員長は「ASICは今年で25年目を迎えた。これまで相互訪問などを通じ情報交換と交流を行ってきた。今後も友好関係を継続しながら、加盟団体、会員企業とって有益な施策を検討していきたい」とあいさつした。

このあと、特別ゲストの国際機関日本アセアンセンターの石田靖・貿易投資クラスター事業統括長代理が、日本アセアンセンターの概要や活動内容に関するプレゼンを行った。

ここで、来日した友好団体を代表して、台北市儀器商業同業公會の李永元理事長が「10月25日~28日に、台北市で『第14回台北国際儀器展』を開催する。ぜひ台北へお越しください」、韓国科学機器工業協同組合のChoi Junhwan代表が「今後ともASIC会員の皆さまとの絆を深めていくことをお約束します」、STTAのSuwan Pongsunk理事長が「ASICは会員間で情報を共有し、互いに学び、協働による持続的な繁栄が期待できる」--と、それぞれにあいさつした。

次いで、矢澤理事長が乾杯に立ち「JASIS2019の視察と日本での滞在を十分にお楽しみください」と来日を歓迎し、グラスを掲げ〝乾杯〟を行った。

開宴した会場では参加者らが懇親を深めながら、アジア地域での科学機器業界の繁栄に向け、パートナーシップを一層強化していくことを誓い合った。